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体験・イベント2024年5月22日

ACMIが「Beings」を世界初公開、来場者へ反応する13作品を大型画面に展開

ACMIがUniversal Everythingの生成・対話型作品13点を集め、身体の動きで変化する有料展示をMelbourneで開幕しました。

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来場者の動きに合わせて大型画面の抽象的なキャラクターが変化する展示を表した編集部制作画像
画像:LBE Magazine編集部制作

オーストラリア・Melbourneの映像文化博物館ACMIは2024年5月22日、Universal Everythingの世界初公開展「Beings」を開幕した。大型画面に映るキャラクターへ来場者が近づき、動き、踊ることで反応を引き出す。Gallery 4で13作品を展示し、10月6日まで開催した。

20年分の作品と新作を同じ体験へまとめる

Universal Everythingは2004年にMatt Pykeが設立したアート・デザイン集団で、CGI、物理シミュレーション、リアルタイムのゲームグラフィックスを使った動く映像を制作してきた。「Beings」には20年間の作品から選んだ13点を集め、発表段階では4点の新作を含むと説明していた。

多くの作品はアルゴリズムによってリアルタイムに生成され、来場者ごとに異なる変化を返す。完成映像を決まった順序で上映するだけではなく、身体の動きを入力として展示内容を変える。制作過程を示す手描きのスケッチも初公開し、画面上の表現と背後の設計を併せて見せた。

料金は7〜20豪ドルで、35歳未満、学生、学校団体、会員などに割引を設定した。展示に加えて夜間イベント、ダンス企画、専門家トーク、未就学児向けプログラムを編成し、同じ作品群へ複数の来館理由を設けた。

編集部の見方:反応の幅を再訪価値へ変える

インタラクティブ展示は反応があるだけでは長時間の体験にならない。入力と出力の関係が理解でき、複数人が交代しながら試せることが重要になる。「Beings」は画面上のキャラクターを入口にし、専門知識がなくても身体から参加できる構成を採った。

アルゴリズムが毎回異なる結果を返す仕組みは再訪の理由になり得るが、混雑時の認識範囲や待ち時間、子どもと大人の動線も設計対象になる。博物館が作品展示、参加型プログラム、教育利用を同じ会期へ組み込んだ点は、対話型デジタル展示を単発鑑賞で終わらせない運営例である。