ダイナモアミューズメント、「青鬼VR」を福岡・埼玉・静岡へ展開
ダイナモアミューズメントが、最大20人で歩いて遊ぶ「青鬼VR」を福岡、埼玉、静岡の3施設で順次開催する。
ダイナモアミューズメントは2026年9月3日、フリーローム型VRアトラクション「青鬼VR ブルーベリー量産計画」を福岡、埼玉、静岡の3施設で順次開催すると発表した。キャナルシティ博多と東武動物公園では9月11日、新静岡セノバでは9月18日に始まる。
同作は、参加者がVRヘッドセットを装着して会場内を歩き、青鬼を避けながら指定されたドリンクを集めるホラーゲームだ。体験時間は10分で、対象年齢は小学生以上。プレイ人数は1〜20人だが、会場によって同時参加人数が異なる。
舞台は、エナジードリンク「ベリーブルー」を製造する工場の見学ツアー。設備トラブルで参加者の一行が分断され、通常とは違う経路へ進んだ先で、青鬼が徘徊する研究区画に入る。参加者は逃げるだけでなく、指定されたドリンクを探して結末を目指す。
同じ会場を最大20人が歩くため、仮想空間内の参加者の位置と、現実の身体位置を合わせて管理する必要がある。仲間と声を掛け合い、収集対象を分担できる一方、人数が多い会場ほど衝突を避けるための説明と監視が重要になる。
商業施設と遊園地の3会場で期間限定開催
福岡会場はキャナルシティ博多4階の「VR BASE TOKYO」。埼玉会場は東武動物公園のイベントプラザにある同名施設で、いずれも9月11日から10月11日まで開催する。九州での開催は今回が初めてとなる。
静岡会場は新静岡セノバ5階の「セノバひろば」で、会期は9月18日から27日まで。駅直結の商業施設に特設会場を設ける。
同じ作品でも、会期と立地は三会場で異なる。福岡と埼玉は約1カ月、静岡は10日間の開催である。遊園地内の既存VR施設、商業施設内の既存拠点、駅直結施設の特設会場へ同時期に導入し、設置条件の違う場所へコンテンツを移す形となった。
3会場では、体験者へ数量限定のお面を配布する。ダイナモアミューズメントは青鬼のグリーティングも予定しており、詳細を公式SNSで順次案内するとしている。営業時間と料金は発表資料に記載されていない。
最大20人が同じ空間を歩いて協力
「青鬼VR ブルーベリー量産計画」は、ダイナモアミューズメントが「青鬼」シリーズを題材に制作した初のロケーションベースVRアトラクションだ。参加者は青鬼が現れる工場からの脱出を目指す。複数人が同じ空間を自由に歩き、ドリンク集めを分担できる点が体験の中心となる。
原作の「青鬼」は2004年にフリーゲームとして公開され、その後スマートフォンや家庭用ゲーム機へ展開した。公式発表によればシリーズ累計ダウンロード数は3,400万を超える。画面内で追跡される恐怖を、等身大の青鬼が周囲から現れるVRへ置き換えた。
体験者向けの数量限定お面と、青鬼のグリーティングは、ヘッドセットを外した後にも作品との接点を残す企画である。ただしグリーティングの実施日時は発表時点で未確定で、公式SNSで案内するとしていた。
同社は2026年夏、東京タワーの期間限定施設でも同作を提供した。今回の発表は、同じコンテンツを性格の異なる3施設へ移す多地域展開に当たる。発表時点では各会場の使用面積、予約方法、時間当たりの受け入れ人数は公表されていない。