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体験・イベント2023年8月28日

ARTBAY TOKYO 2023、お台場を巡るAR作品「CIRCULATION BALL」を展示

STYLYが、臨海副都心の複数地点を歩きながらARボールの連鎖を追う都市型XR作品を公開した。

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お台場の広場に重ねて表示されたAR作品CIRCULATION BALL
画像:STYLY公式発表より(報道引用)

STYLYは2023年8月28日、「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023」で都市型XR作品を展示すると発表した。会期は9月15日から24日まで。東京・お台場と有明の公園や広場を舞台に、スマートフォンを使って複数のAR作品を体験できるようにした。

ARボールを追って臨海副都心を歩く

中心作品の「CIRCULATION BALL」は、街全体を巨大な実験装置に見立てる。来場者が指定地点でSTYLYアプリを起動すると、現実の風景にARのボールや装置が現れる。花の広場、石と光の広場、夢の大橋、夢の広場などを移動し、場所ごとに起きる連鎖反応を見る。

体験には専用機器ではなく、自分のスマートフォンまたはタブレットを使う。現地の案内所でパンフレットを受け取り、地面の目印や看板にあるQRコードから作品を呼び出す。会場を一室に閉じず、地点間の移動そのものを作品の一部にした。

長場雄のVR作品と子ども向けARも展開

会場では、アーティスト長場雄が日常の風景を描くVR作品「Everyday Life」も上映した。こちらはヘッドセットを装着して体験する。親子向けには、空間へ線を描く「AR空中らくがき」と制作ワークショップを用意した。

同じフェスティバルの中で、スマートフォンAR、VRヘッドセット、参加型ワークショップを使い分けた。作品ごとに必要な端末と滞在方法が違うため、主催者はパンフレットと現地サインで入口を分けて案内した。

都市回遊型XRは案内設計までが体験になる

屋外ARは広い場所を作品化できる一方、来場者が体験地点を見つけられなければ始まらない。「CIRCULATION BALL」は目印、QRコード、配布地図を組み合わせ、デジタル作品へ入る手順を物理空間に置いた。

臨海副都心の複数地点を巡る構成は、AR映像だけでなく歩行経路にも意味を持たせる。都市型XRでは、コンテンツの見栄えと同じくらい、回遊距離、通信環境、端末の扱い、現地案内を一体で設計する必要がある。