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施設2022年5月10日

ブルックリンに没入型アート施設ArtsDistrict、70台超のプロジェクターを導入

ArtsDistrict Brooklynが、AI映像作品と立体音響作品を扱う常設施設の開業計画を発表。ゴーグルなしで共有する没入体験を提供しました。

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ブルックリンに計画されたArtsDistrictの建物外観
画像:ArtsDistrict Brooklyn提供、公式発表より(報道引用)

ArtsDistrict Brooklynは2022年5月10日、ニューヨーク・グリーンポイントに没入型アート施設を同年7月に開業すると発表した。所在地は25 Franklin Street。映像、音楽、立体音響、ライブパフォーマンスを扱い、来場者がゴーグルを着けずに同じ作品を共有する常設会場として計画された。

1万平方フィートを使う「Limitless AI」

開業時の中心作品は、トルコのOuchhh Studioによる「Limitless AI」。絵画、科学、自然に関する大量のデータをAIで処理し、映像へ変換する。会場では1万平方フィートの空間と70台以上のBarco製プロジェクター、Meyer Soundの音響を使い、床や壁を連続した映像で覆う計画だった。

同作にはライブ演奏も組み込まれる。演奏者の脳波をリアルタイムで映像へ反映し、その日の音と身体反応によって見え方が変わる仕掛けを用意した。

暗闇で音だけをたどる作品も上演

プログラムにはDarkfieldの「Flight」と「Séance」も含まれた。コンテナ状の空間へ入り、暗闇の中で立体音響を聴く作品である。大規模投影とは別の方法で、来場者の位置感覚や想像力を揺さぶる。

編集部の見方

没入型アート施設が作品ごとに会場を借りるのではなく、映像・音響設備を常設し、企画を入れ替えるモデルを選んだ点が重要だ。設備投資を複数作品で使い、ライブや音響作品まで組み合わせることで、再訪の理由を作ろうとしていた。