← INDEX

施設公開:

American DreamにBam Kazam開業、14の短時間ゲームを巡る「人間のアーケード」

ニュージャージー州American Dreamに開業したBam Kazam。短時間のゲームルームを自由に巡る参加型施設の設計と運用を追う。

REVIEWED
マヤ遺跡を模したゲームルームで課題に取り組む参加者
画像:Bam Kazam提供、公式発表より(報道引用)

米ニュージャージー州イーストラザフォードの複合施設American Dreamに、体験型ゲーム施設「Bam Kazam」が2025年6月30日に開業した。発表を出したBam Kazamによると、同店はアリゾナ州スコッツデールの旗艦店に続く2拠点目。設計者は、米国初の脱出ゲーム会社の創業者とされるVictor Blakeである。

来場者は2〜6人のグループで、複数のゲームルームを巡る。開業発表では「12室超」の映画セット風ルームを備えるとした。2026年8月時点の公式案内には14ゲームが掲載されている。1ゲームの所要時間は1〜5分程度。セッション中は、利用可能なルームに何度でも挑戦できる。

1〜5分のゲームを、部屋ごとに選んで巡る

テーマは古代遺跡からゲームショー、宇宙ステーション、未来の災害まで幅広い。開業発表は、映画セット風の造作に特殊効果と独自技術を組み合わせたと説明している。身体を動かす課題と、判断力を試す課題がある。

公式ページは、静かに進む「Bank Heist」と、身体を使う「Mayan Tomb」を例示する。脱出型の「Rat Trap」、対戦型の「Game Show」もある。「Laser Maze」は機敏さ、「Deep Sea」は論理的な判断を問う。グループは挑戦する部屋を選べる。失敗した場合は、ゲームをリセットして再挑戦できる。

American Dream店の現行販売ページでは、1時間のセッションを1人34.99米ドルで案内している。予約は2人から受け付ける。14歳未満の参加者には、同じグループでプレーする大人の同伴が必要だ。14歳以上は単独で参加できる。

店舗はSection AのLevel 2、Suite G211にある。オンライン予約客には、標準料金分の駐車料金をバリデートすると案内している。料金と販売条件は変更されることがある。

商業施設の一角で「遊ぶ順番」をつくる

同社はBam Kazamを「human arcade」と呼ぶ。短時間のゲームを多数並べ、参加者自身がアーケードゲームの内部に入ったように遊ぶ形式だ。失敗後はすぐに再戦できる。身体を使う部屋と、頭を使う部屋の両方が用意されている。American Dreamは小売店と飲食店、娯楽施設が入る複合施設である。

開業週には、4人以上のグループを対象に20%割引を実施した。最初の500人には年間パスの抽選権を用意し、制作者による舞台裏VIPツアーも告知した。同社は次の出店先も公式サイトで示している。予定地は、イリノイ州のWoodfield MallとOrland Square Mallである。

14ゲームを1時間で自由に巡る

現行の公式案内では、14のゲームを1時間のセッション中に巡る。挑戦する順番はグループが選び、同じゲームに再挑戦することもできる。

一方、ゲームごとの利用者数と待ち時間は公表されていない。American Dream店の開業後の来場者数やリピート率も、今回参照した資料では確認できない。