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体験・イベント公開:

BEAMSが初のバーチャルショップ、原宿の店舗をVRに再現

BEAMSがバーチャルマーケット5に初出店し、アバター向け商品、実物商品の紹介、スタッフによる接客を展開しました。

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バーチャルマーケット5に出店したBEAMSの店舗
画像:BEAMS提供(公式発表より)

BEAMSは2020年12月23日、「バーチャルマーケット5」に同社初のバーチャルショップを出店したと発表した。会期は同月19日から2021年1月10日までの23日間。VRChat内の「World Beyond - Night」エリアに、東京・原宿の実店舗「BEAMS HARAJUKU」を模した2階建ての店を開いた。

店内では、アバターとして使える3D商品と、注文後に現実の自宅へ届く衣料品を扱った。平日にはBEAMS社員がアバターで来店者を案内し、ももいろクローバーZのメンバー本人による接客も実施。商品を見る場所、スタッフとの会話、購入ページへの移動を、同じ仮想店舗内に用意した。

アバター用商品と実物を同じ店で扱う

3Dアバター「Vケットちゃんplus+ × BEAMS」は税別1,000円で販売された。ももいろクローバーZとの企画に合わせ、法被、鉢巻、ペンライトを身に着けた姿で、法被は5色から変更できる。中に着ているVirtual Market 5公式Tシャツは実物も販売され、自分の服とアバターを同じデザインにそろえられた。

実物の商品には、ゴジラとの過去の共同企画を復刻したTシャツと帽子が並んだ。『NieR:Automata』や、ももいろクローバーZを題材にした衣料もあり、Virtual Market 5の公式商品も販売した。価格は税別3,500円の帽子から6,000円の長袖Tシャツまで。いずれも受注生産で、実店舗では予約も販売も行わなかった。

購入ボタンを選ぶと、商品に応じてBEAMS公式オンラインショップかAmazonの商品画面へ移動する仕組みだった。注文の締め切りは2021年1月10日午後11時59分。共同企画商品には1人1種類につき5点までの数量制限があり、受注後のキャンセルはできない条件だった。

平日午後に2体のアバターで接客

平日の正午から午後5時までは、BEAMS社員がVR機器を使い、2体のアバターを操作した。時間内のどこかに現れる運用で、週末と年末年始には登場しないと案内されていた。発表資料には接客件数、1人あたりの対応時間、購入率は掲載されていない。

ももいろクローバーZの4人は、それぞれをイメージした「Vケットちゃん」の姿でサプライズ登場する企画だった。開催初日の12月19日には百田夏菜子が自らアバターを操作し、来店者と会話。決めポーズで記念写真も撮った。ほかのメンバーも会期中に順次登場する予定と発表された。

店の外からロケットを打ち上げる

原宿店を模した建物の横には、現実の店舗にはないロケットが置かれた。2階から桟橋へ出て発射ボタンを押すと、噴煙を上げながら空へ飛ぶ。3Dモデルは、仮想空間で天文や宇宙に関する活動を行うVSPが制作した。

2階の大型画面では、JAXAの宇宙飛行士・野口聡一が国際宇宙ステーションで着用する衣服についての映像を上映した。BEAMSが日本の民間企業として初めて、その衣服の製作をプロデュースした事業を紹介する内容だった。

BEAMSと主催者HIKKYは、同年11月にxR分野の業務提携を発表していた。今回の出店は、その最初の共同企画に当たる。HIKKYによると、前回のVirtual Market 4には世界から70万人を超す来場者が集まり、VR AwardsのVRマーケティング部門で最優秀賞を受賞していた。

BEAMSの店は、原宿店の外観に仮想空間ならではのロケット発射を加えた。

店内ではデジタル商品と受注生産の実物を扱い、決められた時間には社員が接客する。注文は外部の通販サイトで完了するため、VRChat内で決済まで行う店舗ではなかった。