PaquinがAustinで「Beyond Van Gogh」と「Beyond Monet」を同時開催、2展共通券も販売
Paquin Entertainment GroupがAustinで2つの没入型美術展を同時開幕し、単独券と共通券を販売しました。
Paquin Entertainment Groupは2024年4月30日、二つのイマーシブ美術展をAustinで同時開催すると発表した。「Beyond Van Gogh」と「Beyond Monet」で、開幕日は5月31日。会場には、米国テキサス州の旧Austin American-Statesman社屋を使用した。
入場券は各展の単独券に加え、二つを続けて鑑賞できるコンボ券も販売した。発表時点で、両展を含むシリーズの世界累計販売は700万枚を超えていた。
5月31日の開幕へ、先行販売から一般販売へ
発表当日の4月30日に先行販売を始め、一般販売は5月3日午前9時からとした。販売先はBeyond Exhibitionsのウェブサイト。単独券とコンボ券を用意し、どちらか一展だけを見るか、両方を見るかを選べるようにした。
発表文に券種ごとの価格はなく、会期の終了日も記載されていない。展示室の面積と入場枠も公表していなかった。確認できる運用情報は、同一会場で同日に開幕し、オンラインで三種類の券を売ることまでだ。
コメントを寄せたのは、Paquin Entertainment Groupの展示・演劇部門を率いるJustin Paquinと、両展で美術史を担当したFanny Curtatである。
二人の画家を別々の映像空間として届ける
「Beyond Van Gogh」は、ゴッホの背景をたどりながら、「星月夜」「ひまわり」「夜のカフェテラス」や自画像を含む数百点を投影壁面に展開する。発表では、ゴッホ自身の夢、思考、言葉をシンフォニックなスコアと組み合わせ、花、カフェ、風景の映像が変化する構成と説明された。絵画を一点ずつ壁に掛ける展示ではなく、画像と音を連続させた歩行型の体験として設計されている。
「Beyond Monet」は、睡蓮の連作や「印象・日の出」「ポピー」を含む400点超を扱う。パリのオランジュリー美術館に着想を得たInfinity Roomでは、来場者が室内を歩き、全方向へ投影される絵画と音楽を鑑賞する。
Paquinの公式サイトは、両展を同社の展示・演劇作品として掲載している。Austinでは画家ごとの映像演出を保ちながら、会場とチケット販売を共有した。
同一会場で公表された販売の範囲
今回の発表が明示した販売単位は、「Beyond Van Gogh」だけ、「Beyond Monet」だけ、または二つを合わせたコンボの三通りである。会期、券種別価格、各展示の上映時間、コンボ客が二展を鑑賞する順序や間隔は発表文に記されていない。詳細なチケットとスケジュールの案内先はBeyond Exhibitionsの販売サイトとされた。
主催者のPaquin Entertainment Groupは1985年設立。アーティストの代理業務、展示・演劇、企業との提携事業を手掛ける。Austinの二展は、同社の展示・演劇部門が扱う作品として告知された。
三つの券種で同時開催に対応
販売したのは「Beyond Van Gogh」の単独券、「Beyond Monet」の単独券、両展のコンボ券だ。二つの展覧会を同日に同じ建物で始めながら、一展だけを見たい来場者にも対応した。
Paquinは、各券種の販売枚数やコンボ券の比率を公表していない。展示室の広さや一回当たりの入場人数も発表文にはない。そのため、二展同時開催が来場者数や会場運営に与えた効果は、公開情報だけでは判断できない。