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施設2026年8月31日

Universal Studios Hollywood、車両が360度回転する屋外コースターを9月開業

Universal Studios Hollywoodが『Fast & Furious』の屋外高速コースターを開業。4回の加速と車両別音響を導入します。

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南カリフォルニアの丘陵地で、スポーツカーを思わせる4台の車両が夕暮れの屋外コースターを走る編集部制作イメージ
画像:LBE Magazine編集部制作(OpenAI画像生成)

Universal Studios Hollywoodは2026年8月31日、屋外高速コースター「Fast & Furious: Hollywood Drift」を9月16日に開業すると発表した。同園初の屋外高速コースターで、Universal Destinations & Experiencesが運営する施設のコースターでは最速となる。映画『Fast & Furious』シリーズのストリートレースを、回転する車両と専用音響で体験に置き換える。

設置場所はUpper Lot。赤れんが造りのガレージを思わせる建物が入口となり、屋外には撮影用のプロップカー2台を置く。待機列の一部は透明な構造で覆われ、その中をコースターが通過する。乗車前から車両の速度と動きを見せる設計だ。

4回の加速と独立回転でドリフトを表現

コースは全長4,100フィート(約1,250メートル)で、最高時速は72マイル(約116キロメートル)、最大加速度は3.6G。列車を交互に送り出す二重発進式の分岐トラックを採用し、走行中に4回加速する。多層構造のStarwayエスカレーターの上下を通り、反転ダイブループ、ねじれたプレッツェルループ、車両が逆さの状態を保つ区間を走る。丘陵地の起伏をコースの構造と眺望に取り込んだ。

各列車は、Dodge Charger、Mazda RX-7、Nissan Skyline GT-R、Toyota Supraを再現した4種類の車両で構成する。各車両は走行に合わせて独立制御で360度回転し、座る車種によって回転の動きが異なる。さらに車両ごとの独立した音響システムが、それぞれのエンジン音や効果音を再生する。

車輪で軌道を走る速さだけに頼らず、車両の向きと音を個別に制御して、映画のドリフト走行を表現する。騒音を抑える技術を使った軌道も採用した。住宅地やスタジオに近く、敷地の限られた丘陵地で大型コースターを運営するための設計要素となる。

待機列で映画の車両制作を紹介

待機列には、映画シリーズで使われた車両や撮影技術に関する再現物を並べる。『Fast & Furious 6』のCar Cannon、『Fast Five』のVault Truck、2010 Dodge Charger SRT8のRoll Cage and Winch、『F9』のオートバイなどが対象だ。一部の展示に付けたQRコードから、Universal Studiosのファン向けサイト「Backlot Club」で舞台裏の解説を読める。

到着ホームには、アーティストのTristan Eaton氏が2001年公開の第1作の終盤を描いた大型壁画を設置する。待機列にもシリーズ全体を題材にした同氏の壁画を加える。乗車前の展示とデジタル解説、走行中の車両制御をつなぎ、映画の車文化をアトラクション全体で見せる構成だ。

乗客は手荷物を待機列内の無料ロッカーへ預け、プラットフォームへ入る前に金属探知を受ける。携帯電話を含む落下物を車両へ持ち込ませない運用で、屋外を高速走行する施設の安全対策も明示した。