Paultons Park、£3.5mの屋内ダークライド「Ghostly Manor」を開業
回転するライド車両と触覚付きデバイスを使い、8つの場面で家族がゴースト捕獲スコアを競います。
英ハンプシャー州のPaultons Parkは2025年5月17日、同園初の屋内ダークライド「Ghostly Manor」を開業した。投資額は350万ポンド。乗客は手持ち機器でゴーストを狙い、個人ごとの得点を競う。公式の開業発表では、プレショーを含む体験時間を約5分としている。
Dr Kinleyの屋敷でゴーストを捕獲する
舞台は超常現象の研究家、Dr. Benjamin Kinleyの屋敷だ。Kinleyが収集・展示していたゴーストが逃げ出し、来園者はそれを捕獲する役割を担う。待機列には怪異の展示品と装飾があり、乗車前から屋敷を訪ねる物語が始まる。
車両は4人乗り。各人は手持ちの「Phantom Phaser」を使い、屋敷内に現れるいたずら好きのゴーストを狙う。PhaserにはLEDと触覚フィードバックが組み込まれ、公式説明によれば捕獲時には手元が振動する。終了時には乗客ごとのゴースト捕獲スコアが表示されるため、同じ車両の家族やグループ内で結果を比べられる。
回転する劇場空間と8つの場面
Ghostly Manorは、回転しながら見せる方向を変える「rotating gameplay theatre」の方式を採る。Paultons Parkの開業発表は、物理的なテーマ場面とデジタル場面を合わせて8場面と説明する。乗客は車両に座ったまま、場面ごとに狙う対象を探し、Phaserを操作する。屋敷、図書室、ギャラリーといった物語上の空間を、セット、照明、映像、手持ちデバイスでつなげる構成だ。
開業後に公開された公式のオンライド映像では、完成までの設計と建設、テーマ装飾、走行テストを紹介している。映像には発光効果、車両の動き、Phaserを使う様子が収められた。8場面がどの順番で現れるかも確認できる。
公式サイトは、暗い場所と点滅する照明を使い、車両が急に動いたり回転したりすると案内している。恐怖表現は家族向けとしている。4歳未満は利用できず、8歳未満は責任ある大人の同伴が必要だ。身長制限はないが、避難時に自力で歩けること、着座姿勢とラップバーを保てることも利用条件に含まれる。
Paultons ParkはGhostly Manorの開業当日、次のテーマエリアも発表した。「Valgard: Realm of the Vikings」を2026年春に開く計画だ。副マネージングディレクターのJames Mancey氏は、来園者体験への投資を続けると述べている。
4人全員のスコアを個別に表示
車両は4人乗りで、各座席の乗客がPhantom Phaserを持つ。捕獲に成功すると機器が振動し、LEDも反応する。終了時には4人分の得点が個別に表示される。公式サイトは再乗時に同じ展開になるか、標的の配置や得点条件が変わるかを説明していない。発表資料には、1時間あたりの受け入れ人数、車両の台数、1日の平均利用者数が記載されていない。Phaserの保守方法と、故障した場合の運用も未公表だ。確認できるのは、350万ポンドを投じ、物理セットとデジタル場面を合わせた8場面の屋内ライドを開業したことまでである。