南オーストラリア博物館が「GONDWANA VR」を48時間連続開催、夜間プログラムも併設
南オーストラリア博物館がVR、投影、照明、音響、自然史標本を組み合わせた展示を48時間連続で開き、講演やワークショップを組み込みました。
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南オーストラリア博物館は2024年2月3日、企画展「GONDWANA VR: The Exhibition」を3月8日午後5時から10日午後5時まで、48時間連続で開館して公開すると発表した。アデレード・フェスティバルの一環で、通常の展示時間を越えて深夜や早朝にも来場できる企画だった。
VRの外側まで熱帯雨林を広げる
展示の核となるVR作品は、ベン・ジョセフ・アンドリュースとエマ・ロバーツがデインツリー熱帯雨林などで5カ月にわたり制作した。来場者はヘッドセットでデジタルの森林を歩くほか、投影、照明、映画的な音響、博物館の自然史コレクションを使ったインスタレーションも体験できた。企画展自体は2023年12月9日から2024年3月17日まで開催された。
48時間の会期中には、瞑想、ヨガ、ライブ音楽、映画上映、読み聞かせ、ドラムのワークショップ、制作者や研究者によるトークを連続編成した。単に閉館時間を延ばすのではなく、時間帯ごとに異なる参加理由を用意している。
編集部の見方:長時間開館は番組編成と運営を一体で設計する
博物館の夜間活用では、警備やスタッフ交代、機器の清掃と充電、深夜帯の交通手段が運営条件になる。一方、常設展示とVR、ライブプログラムを重ねれば、同じ展示室でも滞在時間と再訪動機を増やせる。48時間という明確な枠が、作品の「変化し続ける森林」という性格とも噛み合った事例だ。