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施設2022年6月28日

Hall des Lumièresがニューヨークに開業へ、旧銀行をクリムトの映像空間に

CulturespacesとIMGが、マンハッタンの歴史的建築に常設デジタルアート施設を開設。「Gold in Motion」を第1弾に選びました。

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クリムトの作品が投影されたHall des Lumièresの内部イメージ
画像:Hall des Lumières提供、公式発表より(報道引用)

CulturespacesとIMGは2022年6月28日、マンハッタンに常設デジタルアート施設「Hall des Lumières」を9月14日に開業すると発表した。北米で初めて展開するCulturespacesの拠点で、旧Emigrant Industrial Savings Bankの建物を利用する。

クリムトの作品を建築全体へ投影

第1弾の「Gustav Klimt: Gold in Motion」は、クリムトの絵画を映像と音楽で再構成する。壁面だけに長方形の映像を映すのではなく、柱、床、天井を含む歴史的な内部空間へ投影し、来場者が作品の間を歩けるようにした。

展示は10〜12カ月ごとに更新する計画だった。パリのAtelier des Lumièresなどで使ってきた制作・運営方式をニューヨークへ移しつつ、会場の建築に合わせて作品を調整する。

銀行建築を常設文化施設へ転用

会場はマンハッタン南部、Chambers Streetに位置する。歴史的な銀行建築を保存しながら、投影、音響、来場者動線を組み込んだ。展示のための白い箱を新築するのではなく、建物そのものを体験の一部として使う。

編集部の見方

デジタル展示は同じ映像を各都市へ巡回しやすい一方、会場ごとの差が薄くなりやすい。Hall des Lumièresは旧銀行の柱や天井を映像の面として使い、ニューヨークで見る理由を作った。常設施設では、作品更新の頻度と建築の魅力をどう両立するかが継続的な集客を左右する。