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施設2026年8月22日

中国・揚州に「iQIYI LAND」開業、配信IPを7つの体験ゾーンへ展開

iQIYIが、人気IPを7つの体験ゾーンに展開する同社初のオフラインテーマパークを開業しました。

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中国・揚州のiQIYI LAND開業イベント
画像提供:iQIYI

中国の動画プラットフォームiQIYIは、同社初のオフラインテーマパーク「iQIYI LAND」を江蘇省揚州市で2026年2月8日に開業した。映画・ドラマなどの自社IPを、参加型の屋内体験へ変換する拠点となる。

発表された内容

施設は、全感覚型シアター、インタラクティブな光と映像の空間、没入型ステージ、映像作品のセット再現、ライブキャラクター交流、ソーシャルゲーム、限定飲食・物販の7ゾーンで構成される。

来場者は再現されたドラマの場面を歩くだけでなく、NPCと接触して隠れた物語を発見する。iQIYIは30都市以上で約60の没入型劇場を運営してきた実績を基盤とし、さらに2件のiQIYI LANDを開発中としている。

編集部の見方:配信サービスが持つ更新力

ストリーミング企業は、継続的に新作IPを供給し、視聴データから人気の変化を把握できる。屋内施設を小型かつ更新しやすく設計できれば、テーマパークの長い更新周期を短縮できる可能性がある。

一方、オンラインで人気の作品が、そのまま有料の現地体験へ転換できるとは限らない。身体参加に向く物語の選定と、リピーターを生む更新頻度が運営の鍵になる。

「小型・高速更新」を実現できるか

iQIYIが持つ約60の没入型劇場は、単一コンテンツを体験する比較的小さな拠点である。iQIYI LANDは、それらを7種類の体験と飲食・物販へ広げた上位フォーマットと考えられる。映画やドラマのセット、NPC、デジタル映像を組み合わせる構成は、大型ライド中心のテーマパークより設備更新の自由度が高い。

配信事業との連携では、新作公開に合わせて一部ゾーンを変更し、オンラインの視聴者を現地へ誘導できる。逆に施設で作品を知った来場者を配信へ戻すことも可能だ。オンラインとオフラインで共通の会員IDや特典を設計できれば、チケット売上だけでなく継続利用を評価できる。

課題は、人気作品の変化に合わせた更新費と現場教育である。映像差し替えだけでなく、NPCの台本、衣装、飲食、物販、権利処理まで同時に変える必要がある。開封や北京の後続施設で、共通設備と地域固有コンテンツをどの程度分けるかが、拡大速度と体験の鮮度を決める。投資額、施設面積、初期来場実績は公式には開示されていない。