Jason Universe、来場者が4択で襲撃を選ぶ追加体験を米9都市に導入
Jason Universeの公式ホラー体験が米9都市へ。限定追加体験では来場者が4択で次の襲撃を選び、限定パッチを受け取る。
Thirteenth Floor Entertainment Group(13FEG)とHorror, Inc.は2026年8月20日、新しいホラー体験を発表した。題材はジェイソン・ボーヒーズ。名称は「Jason Universe: Survive the Night」である。映画『Friday the 13th』シリーズの公式ライセンスを受け、2026年のハロウィーンシーズンに提供する。
開催地は米国の9都市である。
- デンバー、オースティン、ヒューストン
- サンアントニオ、フェニックス、グリーンベイ
- ミネアポリス、ニューオーリンズ、ナッシュビル
一部の来場者向けに、参加型の追加体験「Jason Universe: Director's Cut」も用意する。
発表の中心は、来場者がジェイソンの世界を歩く「Survive the Night」と、その途中に追加できる「Director's Cut」の組み合わせだ。前者はウォークスルー型のホーンテッド・アトラクションで、暗闇の中を進む来場者がジェイソンと対面する。
13FEGは17都市で26のアトラクションを運営する。ホーンテッドハウスのほか、ハロウィーンフェスティバルや通年型LBE会場も手掛けている。今回は既存の会場網へ同じIPの企画を導入する。
キャビンの中で「次の襲撃」を選ぶ
「Director's Cut」は、単なる映像視聴やグッズ販売ではない。発表によれば、キャンプカウンセラーが少人数のグループを素朴なキャビンへ案内し、カウンセラーたちが追跡してきたジェイソンの次の行動を、来場者側に委ねる場面として設計される。暗い室内でスクリーンが点灯し、その近くに置かれた4つのボタンから1つを選ぶ。
4択の表記は「Panic」「Slash」「Strike」「Stalk」。来場者の選択がジェイソンの次の襲撃方法を決め、発表では「次のシーンの監督」になる体験としている。標準体験の物語全体がどこまで分岐するのか、各ボタンに対応する演出内容、選択後に誰がどのような役で現れるかは公表されていない。一方で、選んだグループの外にいる被害者役は、自分たちの展開を決めた人物を知らないという構図が示されている。体験参加者には限定コレクタブルの「Jason Universe: Director's Cut」パッチが渡される。
限定枠として設ける理由
この追加体験は毎晩「非常に限定された」枠で提供される。発表は、グループ人数、1回当たりの所要時間、追加料金、各都市の販売開始日を明らかにしていない。したがって、各会場で何人を受け入れられるかや、通常の「Survive the Night」と同一チケットに含まれるかは現時点では確認できない。
ただし、通常のウォークスルーと別の限定枠にしたことは、参加型場面を全来場者の導線へ一律に組み込まない運用を可能にする。混雑時にも本編の回転を保ちつつ、少人数にだけ選択と記念品を紐づける販売設計にできるためだ。各都市の会場条件は異なるが、ボタン、キャビン、選択後の場面という共通の核を用意すれば、IPの体験価値を横展開しやすい。これは発表済み仕様から読み取れる運営上の含意であり、実際の処理能力や収益性はチケット情報の公開を待つ必要がある。
ライセンスIPを現地のハロウィーン需要へ接続
Horror, Inc.は『Friday the 13th』を手掛ける企業で、2024年に「Jason Universe」を立ち上げた。今回の発表では、映画やゲーム、商品へ広がってきたジェイソンを、現実の会場で体験できる企画として展開する。
同社のRobbie Barsamian氏は、ゲームやオンラインに加え、現実の場へジェイソンを届ける方法を探していると説明した。13FEGのChris Stafford氏は、公式アトラクションと、結末を選べる追加体験を作る機会を得たと述べている。
開催日、チケット、空き状況は13FEGが案内するとしている。発表時点では9都市以外の追加開催、年齢・安全条件、各会場での演出差は未公表であり、予約ページの更新が次の確認点となる。
限定枠で4つの展開から選ぶ
「Director's Cut」は通常体験の全来場者へ一律に提供する企画ではない。毎晩、限られた枠のみ販売する。参加者はキャビン内の四つのボタンから一つを押し、その後に起きる襲撃を選ぶ。終了後には限定パッチを受け取れる。
各ボタンに対応する演出、1回の参加人数、所要時間、追加料金は公表されていない。開催日や空き状況と合わせ、各都市の予約ページで確認する必要がある。