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FeverとExhibition Hub、犯罪捜査をたどる没入型展をモントリオールで開催

FeverとExhibition Hubが、犯罪心理学の資料展示と再現空間、VR捜査体験を組み合わせた90分の没入型展をカナダで初開催する。

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モントリオールで開催される犯罪捜査を題材にした没入型展の公式画像
画像:Fever公式ニュースルームより(報道利用)

FeverとExhibition Hubは2026年9月2日、没入型展覧会「Dans la tête des tueurs en série: L'expo Immersive(Mind of a Serial Killer: The Experience)」をモントリオールで開催すると発表した。開幕は10月9日。ニューヨークやシアトル、サンパウロ、ダブリン、ブリュッセルなどに続く巡回で、カナダでは初開催となる。

会場はモントリオール中心部の312 Sainte-Catherine Street West。体験時間は約90分で、料金は29.90カナダドルから。対象年齢は16歳以上で、16〜18歳は成人の同伴を必要とする。展示には刺激の強い画像や内容が含まれるとして、主催者は入場者全員に同意書への署名を求める。

再現した捜査室でプロファイリングの過程を追う

展示は約20の場面で構成し、犯罪心理学と捜査手法の変遷を扱う。再現した捜査室、記録資料、事件ファイル、心理評価、再現展示を通じて、捜査員が時系列や行動、証拠を分析し、人物像を組み立てる過程を紹介する。

捜査室では、来場者が資料の並びや証拠の関係を追い、事件を調べる側の手順を見る。時系列の再構成、行動の比較、証拠の検討という作業を空間ごとに示す。再現模型や映像も、事件の状況と捜査方法を説明するために使われる。

題材は古代から現代までに及び、16件を超える事件を扱う。個別の事件だけでなく、法科学やプロファイリングがどのように変化してきたか、実際の犯罪を扱う書籍、映像、ポッドキャストが社会へ与えた影響にも触れる。

公式発表はAlbert Fish、Ted Bundy、John Wayne Gacy、Jeffrey Dahmerらの事件を例に挙げる。扱うのは加害者の経歴だけではない。事件が被害者や地域社会へ残した影響、犯罪報道や実録作品が人々の理解へ与えた作用も展示の範囲に含めている。

Exhibition HubのCEO、Hamza El Azhar氏は、犯罪を刺激的に見せるのではなく、被害者や地域への影響と捜査の変化を伝える教育的な体験を意図したと説明している。

展示の終盤にVR捜査を組み込む

体験の終盤にはVRによる捜査パートを設ける。参加者は手掛かりを調べ、行動のパターンを見つけ、捜査の進行に応じて人物像の作成に加わる。資料を読む展示から、参加者自身が判断する体験へ切り替える構成だ。

VR内では捜査の段階に沿って手掛かりを選び、最終的に容疑者と向き合う場面へ進む。前半で紹介した分析方法を、後半で参加者の操作へ置き換える役割がある。ただし、判断によって結末が分岐するか、正誤判定があるかは発表されていない。

FeverとExhibition Hubは同展を共同制作する。チケットは9月9日に販売を始める予定で、終了日は発表していない。公式発表ではVR機器の仕様、同時体験人数、VRパート単独の所要時間も明らかにしていない。

会場は毎日開く予定だが、入場可能な時刻はFeverのセッションカレンダーで指定する。16歳未満は入場できず、16歳と17歳は成人同伴となるため、一般的なファミリー向け没入展とは対象が異なる。刺激の強い題材を含むことと、同意書が必要なことを予約前に確認する必要がある。