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Silver Dollar City、鉱山の記憶をたどる新ファミリーコースターを2027年春に開業

Silver Dollar Cityが、実在の鉱山設備とMarvel Caveの歴史を織り込む新コースターを発表した。

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岩場と渓流に囲まれた鉱山を、乗客を乗せた鉱山車型コースターが走る公式イメージ
画像:Silver Dollar City提供、公式発表より(報道引用)

Silver Dollar Cityは2026年8月14日、新しいファミリーコースター「Miner's Mountain Express」を発表した。同園は米ミズーリ州ブランソン近郊にあり、開業は2027年春を予定する。舞台は、園の成立に結び付くMarvel Caveと、1880年代に当地で操業したMarble Cave Mining Companyの採鉱史である。装飾には、稼働していたミズーリ州の鉱山から調達した本物のヘッドフレームを使う。

Marvel Caveは、先住民オセージが何世紀も前に探検していたとされる洞窟で、米国のRegistered Natural Landmarkでもある。19世紀の採掘者は大理石を見込んで坑内を調べたが、発見できなかったため洞窟は「Marvel Cave」と名付けられた。この洞窟を観光資源として生かしたことがSilver Dollar Cityの出発点だった。新ライドは、その起点そのものを物語の舞台にする。

洞窟の「失われた入口」を探す3分18秒

ゲストは鉱山車を模した車両でDaredevil Passを走り、岩をかわし、起伏のあるオザークの地形を横断して、浸水した坑道のそばを通過する。目的はMarvel Caveへの失われた入口を見つけることだ。ライドの導入部には15階建て相当のヘッドフレームが立ち、風雨にさらされた鉱山建築、岩組み、本物の道具を配して採掘の環境をつくる。史実を土台にしつつ、探索を導く鉱山監督Jedidiah “Jed” Campbellは創作上の人物であることも公式発表は明らかにしている。

走行時間は3分18秒。2基のリフトヒルを登り、15回のエアタイムを含む設計で、園内のコースターとして最多のエアタイム数になる見込みだ。コース長は半マイル超で、Silver Dollar Cityは中西部最長のファミリーコースターと呼ぶ。保護者などの監督同伴者がいる場合の最低身長は39インチ(約99センチ)。絶叫系の大型ライドだけでは参加しにくい子どもを含め、複数世代で乗れる条件にした。

新設エリアが既存のスリルライドをつなぐ

設置場所のDaredevil Passは新設区画で、既存のWildFire、PowderKeg、American Plungeを結ぶ位置に設けられる。車両や軌道は、園の「Time Traveler」も手がけたドイツ・ヴァルトキルヒのMACK Ridesと共同開発した。造形と物語づくりはHerschend Creative Studiosが担当する。Silver Dollar City側からも保守・建設チームが入り、園内のデザイナーや職人とともに制作を進める。

今回の施設は、2027年に開業予定のSilver Dollar City Resortと合わせた総額1億5,000万ドルの投資の一部である。Silver Dollar City Companyの社長Brad Thomasは、全国から来園する家族に向けた成長戦略として、コースターとリゾートを同時期に展開する考えを示した。開業時期、最終的な運営内容、リゾートの詳細は今後の公式発表を待つ必要がある。

実在の採鉱史と創作の人物を組み合わせる

物語には、実在した採鉱会社とMarvel Caveの来歴を使う一方、鉱山監督Jedidiah “Jed” Campbellという創作の人物を登場させる。公式発表はJedを伝承上の人物と明記しており、史実とフィクションを区別している。実物のヘッドフレームや道具は、乗車前に目に入る物理的な舞台装置として使われる。

発表資料から確認できる乗車条件は、監督同伴者がいる場合の最低身長39インチである。年齢条件、1編成の定員、時間あたりの処理人数は記載されていない。新設区画が園内の移動経路や滞在時間をどの程度変えるかも、開業前の段階では分からない。2027年春の開業日と運営時間は、今後の案内を待つ必要がある。