PAW Patrolの巡回型体験、協力型ミッションを核にPlanoから展開
Round Room Liveが、PAW Patrolの45〜60分型ウォークスルー体験を米国Planoで開幕します。
Paramount Products & ExperiencesとEgan Productionsは2026年8月20日、幼児向けIP「PAW Patrol」を題材にした巡回型アトラクション「PAW PATROL RESCUE PUPS: AN IMMERSIVE EXPERIENCE」を発表した。2026年秋に米テキサス州Planoで期間限定開催し、2027年初頭に次の都市へ移る計画だ。
45〜60分を協力型の課題で構成
体験はウォークスルー形式で、来場者は複数のテーマ環境を巡りながら、救助ミッションや体験型課題に協力して取り組む。シーニックデザイン、特殊効果、写真撮影の場面も組み合わせ、平均所要時間は約45分から1時間としている。
初回会場はPlanoの2712 N Central Expyで、DARTのParker Road駅に隣接する。開催はホリデーシーズンまでの予定だが、開幕日、終了日、料金、1枠当たりの定員、次の開催都市は発表されていない。先行販売の待機登録のみ受け付けている。
編集部の見方:物語の鑑賞から家族単位の行動へ移す
幼児向けIPの空間化では、キャラクターや背景の再現だけでなく、来場者が何をするかを年齢に合わせて設計する必要がある。今回の発表は、チームワークと問題解決を救助ミッションへ置き換え、親子が同じ課題に参加する構成を前面に出した。子どもだけを遊ばせるのではなく、家族を一つの行動単位として扱う点が運営上の要点になる。
45〜60分という所要時間は商品設計の基準になる一方、課題ごとの滞留時間が異なると後続組との間隔が詰まりやすい。自由進行とスタッフ誘導の範囲、課題を完了できない場合の迂回、写真撮影による滞留を含め、各場面の処理能力をそろえる必要がある。対象年齢やアクセシビリティーの詳細は未公表であり、実際の参加条件は今後の案内を確認したい。
巡回型では、セットの輸送性と会場固有の導線を両立させなければならない。駅に近い初回会場は家族の来場手段を広げ得るが、ベビーカー置き場、待機列、トイレ、物販を含む滞在全体の設計が満足度を左右する。次都市への移設後も同じ体験時間と品質を保てるかが、巡回モデルを評価する材料になる。