← INDEX

施設2025年6月27日

PHI Studioがシカゴ近郊の新拠点EXPへ、2つのフリーロームVRを導入

26,000平方フィートの没入体験拠点が、古代エジプトと生命史を巡る大型VR作品で開業します。

REVIEWED
シカゴ近郊ローズモントに開業する没入体験施設EXPの外観完成予想図
画像:PHI Studio/EXP(公式発表より)

PHI Studioは2025年6月27日、シカゴ近郊ローズモントに開業する没入体験施設EXPへ「Horizon of Khufu」と「Life Chronicles」を導入すると発表した。約26,000平方フィートの施設は同年秋の開業を予定し、2作品を最初のラインアップとする。

大型会場で作品を入れ替える

「Horizon of Khufu」はExcurioが制作した約45分のフリーロームVRで、古代エジプトのギザの大ピラミッドを体験する。「Life Chronicles」は生命の進化をたどる作品で、文化、科学、物語を横断する施設方針に合わせて選ばれた。

EXPは単一作品の専用会場ではなく、VR、AR、感覚演出を含む作品を継続的に入れ替える拠点として計画された。ローズモント村との連携により、既存の商業・観光地区に新しい文化目的地を加える。

編集部の見方:作品配給と会場運営を分離する

大型フリーロームVRは、作品を制作する企業と、地域で会場を運営する企業を分けることで展開速度を高められる。複数作品を同じ設備で運用できれば、再訪需要をつくりながら設備投資を分散できる。一方で、作品切り替え時のスタッフ教育、端末調整、床面積当たりの処理人数を標準化できるかが採算の鍵になる。