Universal Epic Universeが開業、5つの世界を「ポータル」でつなぐ新テーマパーク
オーランドで25年ぶりの大型新設パークが開業。50超の体験と500室ホテルを備え、滞在型リゾートを拡張する。
Universal Orlando Resortは2025年5月22日、新テーマパーク「Universal Epic Universe」を米フロリダ州オーランドで開業した。ユニバーサルによると、オーランドでは25年ぶりの大型テーマパークの新設となる。当日は午前6時から来場者が集まった。午前8時ごろには各エリアの入口にキャラクターが登場し、花火と噴水の演出で開業を祝った。
Epic Universeは、Universal Orlando Resortを四つのテーマパークから成る目的地へ拡張する施設である。園内にはアトラクション、ライブエンターテインメント、飲食、物販を合わせて50超の体験を用意する。来場者は中央部のCelestial Parkを起点に、ポータルを通ってテーマの異なる四つの空間へ入る。
中央のCelestial Parkから五つの世界へ
最初に入る世界は、庭園と水路を持つCelestial Parkだ。散策路の周囲に三つのアトラクションを置く。「Stardust Racers」は2台が競走する発進式コースターで、最高速度は時速62マイル(約100キロ)。「Constellation Carousel」は前後へ動き、360度回転する。「Astronomica」は水遊びエリアだ。各テーマエリアへ入るポータルも、この中央部から延びている。
ポータルの先には四つのIP世界がある。「The Wizarding World of Harry Potter – Ministry of Magic」は、1920年代の魔法界パリと英国魔法省を舞台にする。パリの街並みは映画『ファンタスティック・ビースト』に基づいている。ライド「Harry Potter and the Battle at the Ministry」に加え、劇場型体験「Le Cirque Arcanus」を設けた。公式発表は前者を、ユニバーサルで最も技術的に進んだアトラクションと紹介している。
「SUPER NINTENDO WORLD」には、米国で初導入となるDonkey Kong Countryを含めた。「Mario Kart: Bowser’s Challenge」と「Yoshi’s Adventure」があり、後者も米国初登場となる。Donkey Kong Countryには「Mine-Cart Madness」を設けた。
別売のPower-Up Bandを使うと、?ブロックをたたいてデジタルコインを集められる。アトラクションのデジタルスタンプも記録できる。エリア内で鍵を集めると、Bowser Jr.との対決を解放できる。
『ヒックとドラゴン』の「Isle of Berk」には、家族向けコースター「Hiccup’s Wing Gliders」がある。「Dragon Racer’s Rally」は高さ最大67フィート(約20メートル)まで上昇する。ライブショー「The Untrainable Dragon」も上演する。
「Dark Universe」はUniversal Monstersを題材にしたエリアだ。Darkmoorの村とFrankenstein Manorを舞台に、「Monsters Unchained: The Frankenstein Experiment」を展開する。回転する家族向けコースター「Curse of the Werewolf」もある。フェイスペイントと一時的なタトゥーを施す店舗も設けた。
パーク内入口を備える500室のホテル
園の端には「Universal Helios Grand Hotel, a Loews Hotel」が開業した。地中海風の500室ホテルで、飲食施設、カバナ付きプール、Epic Universeを望むルーフトップバーを備える。宿泊者はロビーからパークへ直接入場できるが、テーマパーク入場券は別途必要である。ホテルの専用入口により、宿泊者は園外の正面入口を経由せずにEpic Universeへ移動できる。
Universal Orlandoは4パーク体制へ
Epic Universeの開業により、Universal Orlando Resortは四つのテーマパークを持つリゾートになった。公式発表は、リゾート全体で1週間分の体験を提供できるとしている。既存パークはUniversal Studios FloridaとUniversal Islands of Adventure。ウォーターパークのUniversal Volcano Bayもあり、そこへ新しいパークが加わった。