Universalのテーマパーク制作を展示化、8ギャラリーで技術と職能の舞台裏を公開
フランクリン・インスティテュートが、Universalのテーマパーク制作を20の参加型体験と100点の資料で紹介する企画展を開幕。
米フィラデルフィアの科学博物館The Franklin Instituteは2026年2月14日、新しい企画展を開幕した。題名は「Universal Theme Parks: The Exhibition」。Universalのテーマパークが完成するまでの仕事を紹介する企画展で、同館がUniversal Destinations & Experiencesと共同開発した。展示制作にはクリエイティブデザイン会社MDSXも参加。会場はNicholas and Athena Karabots PavilionとMandell Centerで、会期は9月7日までだった。Comcast NBCUniversalが現地スポンサーを務めた。
18,000平方フィートに制作工程を置く
展示面積は18,000平方フィート(約1,670平方メートル)。8つのギャラリーに20の参加型体験と100点の資料を配置した。衣装や映画の小道具に加え、初期のコンセプト模型やムードボードも公開する。企画の初期段階から実装まで、テーマパークの制作工程を見せる構成だ。
題材には『ジョーズ』やミニオンズ、『ペット』『SING/シング』を採用した。『ジュラシック・ワールド』と『ヒックとドラゴン』も扱う。Universal Monsters、SUPER NINTENDO WORLD™、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™の資料も展示された。
導入部の「トラム」では、アーカイブ映像や写真を使ってUniversalの歩みを紹介する。その後、来場者はアニメーション人形の動きをプログラムし、プロジェクションマッピングを試す。ライブショーの合図を出す操作も体験できる。自分でライドの絵コンテを描き、モンスター用のマスクもデザインする。
写真撮影用の展示では、ライド車両やウォークアラウンド・キャラクターと一緒に撮影できる。『ジョーズ』のストーリーボードとSuper Mario™の「?」ブロックも用意された。
物語、技術、安全を8つのギャラリーで紹介
8つのギャラリーはテーマ別に制作工程を見せる。物語や技術を扱う部屋があり、スリルと恐怖の演出も個別に紹介する。ライブエンターテインメントも一つのテーマだ。「Thrills & The Rush of Adrenaline」では、安全性とスリルを両立させる方法を扱う。「Scares & Horror」は、デザインと物語を組み合わせた恐怖演出を紹介する。「Authentic & Immersive」では、飲食や物販、参加型の遊びもテーマパークの世界をつくる要素として取り上げた。
会場では、制作職に就く人のインタビュー映像も上映する。登場するのは、絵コンテを描くアーティストや照明デザイナー、造形小道具を担当するプロップマスターなどだ。
フィラデルフィアの後は北米を巡回
The Franklin Instituteは、フィラデルフィア会期の後に北米を巡回すると発表している。巡回先に求める展示面積は10,000〜16,000平方フィートで、最低天井高は10フィート。初演会場の18,000平方フィートより小さい会場にも対応する条件が示された。