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体験・イベント公開:

HTCが「VIVE VR Store」を開店、VR空間で製品説明と接客を行う

VRChat上でVIVE製品の3Dモデルや紹介動画を見られ、指定時間にはスタッフやVTuberの接客も受けられる仮想店舗が開店しました。

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仮想空間に設けられたVIVE VR Storeの商品展示
画像:HTC NIPPON提供(公式発表より)

発表は2020年5月1日。HTC NIPPONは、仮想空間店舗「VIVE VR Store」を翌2日午後11時に開店すると告知した。場所はVRChat。「Gugenka Virtual Shop」の3階に設けられ、PCまたはVR機器からVIVE製品の3Dモデル、紹介動画、販売ページを見られる店舗だった。

店舗は24時間、接客は指定時間

24時間営業。年中無休。VRChatを動かせる環境から案内ページへ進み、「LAUNCH WORLD」ボタンを押して入店する。接客担当者がいない時間も、製品展示と動画は見られた。

スタッフによる案内は別の日程だ。1回の接客は1時間。ゴールデンウィーク中の5月3日から9日までは、毎晩午後11時に始まった。その後は6月27日まで、毎週土曜日の同じ時間にVIVEスタッフやVTuberが店員として参加した。

時間帯によっては、来場者から質問を受けるライブQ&Aも行った。接客は予約制だった。ただし、各日の定員や予約方法はグランドオープン以外について詳しく記されていない。

5種類のヘッドセットを3D展示

開店時の展示は5製品。PC接続型は「VIVE Pro Eye」「VIVE Cosmos」「VIVE Cosmos Elite」の3機種。単体型は「VIVE Focus ゲゲゲの鬼太郎 スペシャルパッケージ」と「VIVE Focus Plus」の2機種を並べた。

製品は3DCGで作られている。来場者は同じ仮想空間にいる店員とモデルを見ながら、機種ごとの説明を聞いた。物理店舗のように実機を頭へ装着できないため、重さやフィット感は確認できない。外観と機能を見て質問し、その先のEC購入へ進む構成だった。

定額制VRコンテンツサービス「VIVEPORTインフィニティ」も扱った。今後はVIVE純正アクセサリー、VIVE対応PC、他社製の互換アクセサリーを順次増やす計画だった。追加時期は未定。品目数も公表されなかった。

30人限定のグランドオープン

初回は5月2日午後11時に開幕。所要は1時間。定員は30人。参加者は事前の抽選で決めた。募集案内は前日の午前11時にHTC VIVE JapanのTwitterアカウントから公開された。

接客には「VIVE VR Store アンバサダー」とVIVEスタッフが参加した。アンバサダーの一人はVTuberの東雲めぐ。ほかにもGugenka所属のバーチャルタレントが加わった。来場者と店員はそれぞれ3Dアバターを操作し、同じ店舗内で交流した。

定員30人は店舗全体の恒常的な収容人数ではない。対象はグランドオープンだけ。通常の入店や、後日の接客時間に同じ人数制限が適用されたかは分からない。

全国からVRChat経由で来店

発表時は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国へ緊急事態宣言が出ていた。対象は全国。HTC NIPPON社長の児島全克は、VRヘッドセットで場所を問わず店舗へ行けることと、ゴールデンウィークに間に合ったことへ言及している。

PC版のVRChatからも入れた。VR機器は必須ではない。VIVE製品をまだ持っていない人も訪問できた。ただし、入店にはVRChatが要る。スマートフォンのブラウザだけでは、店内へ入れない。

購入先はECストア。VR空間内で決済を完結できたか、店員が購入画面をどこまで案内したかは発表資料にない。「展示・販売するECストア」と説明されているが、公開情報で分かるのは商品ページへ進むまでの流れに限られる。

VIVE VR Storeは、無人でいつでも見られる製品情報と、日時を決めて行う有人接客を一つのVRChatワールドに収めた。動画配信のように店員の説明を一方向で見る形式ではない。来場者もアバターで同じ商品モデルを囲み、その場で質問する仮想店舗として設計された。