ラゾーナ川崎でV×R GAME、ARキャラクターが館内の謎解きを案内
スマートフォン上のバーチャルキャラクターと商業施設内を巡る期間限定企画。移動と会話を謎解きへ組み込んだ。
バルスは2020年2月7日から16日まで、ラゾーナ川崎プラザで「V×R GAME ナゾトキバレンタイン」を開催した。スマートフォンのAR画面に現れるバーチャルキャラクターを案内役にし、商業施設内を歩いて問題を解く企画である。
開催時間は10時から21時までで、最終日のキット交換は19時に終了した。参加者はプラザイースト2階「LAZONA+」のポップアップストアでゲームキットを受け取り、館内に設けられたスポットを巡った。
画面の会話を現地の移動へつなぐ
参加者は専用アプリを使い、キャラクターから出される指示に沿って館内の場所を探す。正解を入力すると次の会話や問題が表示されるため、現地での移動が物語を進める条件になる。
ゲームキットに書かれた暗号を解き、答えをアプリへ入力すると、次の暗号につながるAR動画が開放される。動画を読み込むとキャラクターが現れ、次の手掛かりを伝える仕組みだった。紙のキット、館内のスポット、スマートフォン上の映像を順に使う。
キャラクターのライブ配信に使われてきたSPWNと、AR機能を持つアプリを組み合わせた。デジタル上の出演者をステージのスクリーンへ映すのではなく、一人ひとりの端末へ表示し、施設内の目印と結び付けている。
キットは出演者の組み合わせが異なる4種類を販売した。銀河アリスやMonsterZ MATEらが登場するBalus版、ハニーストラップ版、あにまーれ版、ホロライブ版から選べた。参加者が応援する出演者を入口に、同じ館内周遊の仕組みを複数の商品へ展開している。
商業施設の複数地点を体験場所にする
専用の展示室を大きく設けず、既存の通路や店舗周辺を回遊先として利用した。参加者の滞在は一地点に集中しにくく、館内を歩く行動そのものが企画の一部となる。
制作はバルスとDASが担当し、謎制作とプロデュースはヌマジリカズヤが担った。バルスは3DCGを使ったXRコンテンツやバーチャルアーティストのライブ制作を、DASはリアルゲームの企画・運営を手掛けていた。双方の領域を組み合わせた企画だった。
10日間の期間限定企画として、キャラクターIP、AR、謎解きを使い、商業施設の複数地点を物語の舞台に変えた。
四つの出演者構成からキットを選択
販売したゲームキットは、出演者の組み合わせによって四つに分かれていた。Balus、ハニーストラップ、あにまーれ、ホロライブの各版があり、参加者は好きな出演者のキットを選べた。謎解きの仕組みを共通化しながら、案内役となるキャラクターを変えて複数のファン層へ届ける構成だった。
イベントは期間中の10時から21時まで参加できた。営業時間内にキットを受け取り、各自で始める方式である。最終日のキット交換だけは19時までとされた。
SPWNは、通常のインターネット回線やモバイルWi-Fiを使い、劇場やイベントスペースへバーチャルアーティストを出演させる遠隔ライブシステムとして展開されていた。本企画では、そのキャラクター表現を一斉配信のステージから個人のスマートフォンへ移し、謎解きの案内に利用した。