原宿「and ST TOKYO」、サンリオのバーチャルパレードをLED空間で期間限定上映
原宿のand ST TOKYOで、サンリオのパレード特別編集版3種を無料上映。物販とデジタルバッジ施策も連動した。
株式会社アンドエスティは2026年2月13日から3月4日まで、原宿の旗艦店「and ST TOKYO」で、周囲をLEDスクリーンで囲む特設空間を使った没入型アトラクションを展開した。初回コンテンツは、サンリオの常設型VRテーマパーク「Virtual Sanrio Puroland」で展開する「サンリオバーチャルパレード」をand ST向けに編集したものだ。発表は2月12日。ハローキティやクロミなどが歌い踊るパレードを、来店客がスクリーン越しに鑑賞する形式で提供した。
店舗のLED空間で上映した3種類の特別編集版
上映プログラムは全3種類で、いずれもand ST用の特別編集版。技術提供は、IPとXR技術を用いたLBEコンテンツやデジタルグッズ制作を手がけるGugenkaが担った。原作のVirtual Sanrio Purolandは、サンリオがVRChat上で展開する常設型のVRテーマパークで、PCやスマートフォンなど利用環境に応じた楽しみ方も案内している。今回の店舗施策は、そのバーチャル空間のコンテンツを、原宿の売場に設けたスクリーン空間へ移した点に特徴がある。
会場は東京都渋谷区神宮前1-14-30、WITH HARAJUKU 1階。営業時間は平日11時から21時、土日祝は10時から21時で、参加費は無料、事前予約も不要とされた。ただし、混雑時には整理券の配布や定員制限を行う場合がある。空間内にはハイヒール着用者は入場できず、荷物・貴重品は各自で管理するよう案内された。無料・予約不要を基本としつつ、入場制御と安全上の条件をあらかじめ示した運用である。
映像鑑賞から物販、来店記録へつなぐ日程
パレード上映と並行して、2月18日からはアダストリアの人気ブランドとサンリオキャラクターズの限定商品を先行販売した。2月27日から3月22日までは、共同キャンペーン「and ST Omoide Badge spring collection」も実施した。使用するのは、サンリオのスマートフォン向けアプリ「Omoide Badge」。対象店舗の二次元コードを読み取るか、公式通販サイトand ST内でコードを入力すると、デジタルバッジを獲得できた。
対象はand ST TOKYOに限らない。and ST、GLOBAL WORK、LOWRYS FARMの各店舗も含まれ、一部店舗を除いて実施した。公式ウェブストアからも参加できた。Omoide Badgeはサンリオが2月10日に提供を始めたアプリで、イベントや購買の参加記録をデジタルバッジとして残す。店舗で上映を見た日とは別の日にも、商品購入やオンライン経由でキャンペーンへ参加できる仕組みだった。
関係各社が担った役割
会場運営と販売は、アンドエスティとグループ企業のアダストリアが担った。サンリオはキャラクターとVirtual Sanrio Purolandのコンテンツを提供し、Omoide Badgeも運営する。XRコンテンツの技術提供はGugenkaが担当した。アンドエスティは本施策を、買い物に遊びや楽しさを加える「リテールテインメント」の取り組みとして発表している。パレードの上映は3月4日に終了したが、Omoide Badgeの共同キャンペーンは3月22日まで続いた。
上映終了後もアプリ企画は継続
LED空間での上映は2月13日から3月4日まで、限定商品の先行販売は2月18日から始まった。Omoide Badgeの共同キャンペーンはさらに長く、3月22日まで実施した。一つの店頭企画にまとめつつ、開始日と終了日を分けた構成である。
上映は無料・予約不要だったが、混雑時には整理券や定員制限を行う可能性が案内されていた。実際の参加人数、整理券の配布実績、限定商品の販売数は公表されていない。デジタルバッジの獲得数や継続利用率も、今回参照した資料では確認できない。