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AWE、2024年Auggie Awards発表 街区ARのPaper Tree OrigamiがLBE部門を受賞

AWEの2024年Auggie Awardsで、サンフランシスコの街区AR「Paper Tree Origami」がLBE部門を受賞しました。

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スマートフォン画面に映るJapantownのAR作品と、周囲に配置された折り紙風の樹木や動物の3D作品
画像:Rock Paper Reality、公式発表より(報道引用)

AWEは2024年6月19日、AWE USA 2024で第15回Auggie Awardsの受賞作を発表した。会場は米国カリフォルニア州ロングビーチ。Best Location-Based Entertainment(LBE)部門には、Rock Paper Realityの作品が選ばれた。受賞作は「Japantown Geospatial for Paper Tree Origami」。サンフランシスコの紙工芸店Paper Treeと周辺の街を歩き、デジタルの折り紙作品を探す位置連動型ARだ。

19部門からXRの受賞作を発表

2024年のAuggie Awardsは、19の公募部門で構成された。主な受賞作は次の通り。

  • Best Art or Film:TARGO「JFK Memento: An Immersive Chronicle of the Assassination」
  • Best Creator & Authoring Tool:STYLY「STYLY Studio」
  • Best Headworn Device:Meta「Meta Quest 3」
  • Best Interaction Product:HTC VIVE「VIVE Ultimate Tracker」

LBE部門は、ARやVRを導入した施設を対象とする。アーケードや店舗のほか、テーマパーク、期間限定施設、文化施設、コンサート・スポーツ会場も含まれる。

推薦は1月15日から4月23日、公開投票は4月26日から5月22日まで行われた。投票結果を基に各部門のファイナリスト5件を選び、5月29日から6月12日に審査員が評価した。審査員が追加候補をファイナリストに残せる規定もある。この年は、気候変動対策とコンテンツクリエイターを表彰する部門が加わった。教育・研修とWeb3の部門も新設されている。

Paper Treeを起点にJapantownを歩く

Rock Paper Realityの公式事例によると、このプロジェクトはAdobeとGoogleの協業のもとで制作された。Adobe AeroのGeospatial機能を紹介する目的があった。Paper Treeを中心に、Japantown一帯へ折り紙を題材にした3D作品を配置した。GoogleのVisual Positioning Service(VPS)を使い、各作品を実際の場所に固定して表示する。体験者はスマートフォンを手に現地を歩き、街並みに現れるAR作品を探す。

授賞式はAWE USA 2024会期中の6月19日に実施された。イベント自体は6月18日から20日までLong Beach Convention Centerで開催。19の公募部門とは別に、会場で決める3つの賞も設けられた。Startup to Watchはピッチコンテストの審査、Best in Showは会場投票で決まる。Awesome AwardはAWEが選出した。

制作の大部分を遠隔で進めた

Rock Paper Realityによると、制作期間中に現地を訪れたデザイナーは1人だけだった。実物の折り紙を写真測量で取り込み、店で販売する紙の写真から表面の模様を作った。Mayaで組んだ3DモデルはSubstance Painterで仕上げ、Adobe Aero上で配置と動作を確認したという。遠隔制作を中心に進めながら、現地の店と街並みに結び付くARを公開した事例でもある。