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experience2021年4月7日

「Beyond Van Gogh」がデトロイトへ、300点超の作品と言葉を映像空間に

Normal Studio制作の巡回型ゴッホ展がデトロイトで開催。絵画と本人の言葉を投影・音楽でつないだ体験です。

REVIEWED
Beyond Van Goghの会場を囲むゴッホ作品の投影
画像:Beyond Exhibitions提供、公式発表より(報道引用)

Beyond Exhibitionsは2021年4月7日、「Beyond Van Gogh: An Immersive Experience」を6月25日からデトロイトのTCF Centerで開催すると発表した。モントリオールのNormal Studioが制作し、300点を超える作品を光、色、音楽で再構成した巡回展である。

ゴッホ自身の言葉で作品をつなぐ

「星月夜」「ひまわり」「夜のカフェテラス」などが複数面へ投影され、現れては別の作品へ移り変わる。映像の合間にはゴッホの手紙や言葉を取り入れ、作品の羅列ではなく、画家の考えと人生をたどる流れを作った。

来場者は広い会場内を歩き、近くで細部を見るか、離れて空間全体を見るかを選べる。美術館の原画鑑賞とは役割を分け、作品の色や反復を身体スケールで感じさせる。

北米を移動する映像型展覧会

デトロイトでの期間限定開催後、北米の別都市へ巡回する計画が示された。制作物を複数会場で利用する一方、会場ごとの投影面、音響、来場者動線を調整する必要がある。

編集部の見方

同時期には複数のゴッホ没入展が北米各地で開催された。Beyond Van Goghは本人の言葉を物語の軸に置き、作品間のつながりを作った点が特徴だ。題材が同じでも、鑑賞後に何を理解してほしいかで展示の印象は変わる。