渋谷を歩く「#コンパス」AR謎解き、街中のポータルを巡る
スマートフォンのARとチャットを使い、実際の渋谷を約2時間歩くゲームイベントが開催されました。
プレティア・テクノロジーズは2020年10月14日、「#コンパスAR謎解き MYSTERY OF MIRAGE MESSAGE」を東京・渋谷で開催すると発表した。会期は同月28日から2021年1月31日まで。NHN PlayArt、ドワンゴとの共同開発で、参加者は専用アプリを使い、約90分から120分かけて実際の街を歩く。
原作は、3人対3人で拠点を奪い合うスマートフォンゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』。AR謎解きでは、ゲーム内のヒーローと協力して、渋谷に現れたポータルを取り戻す物語を用意した。原作を遊んだ経験がない人も参加できる独立した内容と案内された。
店舗や通りをゲームの地図にする
物語では、何者かに奪われた街を取り戻すため、参加者が現実世界のポータルキーを探す。主人公は「零夜」。桜華忠臣とグスタフ ハイドリヒのほか、輝龍院きららやメグメグ、13 サーティーンなども登場する。スマートフォンの画面に現れるヒーローとチャットしながら、街中の指定地点で謎を解く。
零夜の声は斉藤壮馬が担当し、この企画向けに新しい音声を収録した。物語は既存ゲームの対戦を再現するだけで終わらず、渋谷で起きる事件として書き下ろされた。発表資料にはAR画面の表示地点や謎の答えは掲載せず、スタート地点も予約者だけに知らせる運用だった。
1人2,500円、30分ごとの予約制
料金は曜日にかかわらず1人2,500円で、途中から再開する場合には追加課金があると案内された。平日は午後0時30分から4時30分まで、土日祝日は午前10時30分から4時30分まで、30分間隔で受付。最終案内はいずれも午後4時30分だった。
各時間帯の案内上限は10人だが、1回の予約で申し込めるのは3人まで。4人以上のグループ予約は受け付けなかった。同じ時間帯に別の参加者がいる場合は、2メートル以上離れて遊ぶよう求めていた。
受付施設に集合して一斉に出発する方式は採らず、予約者は指定時刻に渋谷へ行き、自分の端末で遠隔からゲームを始めた。具体的な開始場所と操作手順は予約後に通知。参加中の問題は、運営のLINE公式アカウントへ連絡する仕組みだった。
完走特典とヒーロー収集を用意
謎を解き終えた参加者には、原作ゲーム内で使える零夜の限定衣装を受け取るシリアルコードが配布された。衣装は公式絵師のちゃもーいがプロデュースし、このイベントだけの特典とされた。
街に現れるすべてのヒーローを見つける「ヒーローコレクション」も用意した。コレクションを完成させると、謎解き終了後もARでヒーローを表示できる。物語の完走とは別に、各地点を巡る収集目標を設けたことになる。
関連商品は、ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で会期中に販売した。連結式のアクリルキーホルダーや、零夜とイベントロゴを題材にしたペンダントなどを用意。営業時間は午前11時から午後9時までと案内された。
約2時間の街歩きにAR、チャット、録り下ろし音声を組み込み、クリア後には原作ゲームの衣装を渡す。
現実の渋谷をゲームの舞台にしつつ、原作アプリと店舗の商品販売にも参加後の動線を延ばしていた。発表資料からは、開催後の参加者数、完走率、追加課金の利用率、周辺店舗への立ち寄り数を確認できない。