角川武蔵野ミュージアムで体感型ダリ展、360度映像で創作をたどる
サルバドール・ダリの多面的な活動を、巨大映像と音響で見せるデジタルアート劇場が始まりました。
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角川文化振興財団は2023年、角川武蔵野ミュージアムで「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」を12月20日から開催すると発表した。360度の巨大映像空間を使うデジタルアート劇場の第3弾だった。
絵画以外の仕事も映像でつなぐ
展示はダリの絵画に加え、版画、彫刻、舞台、宝飾、映画など幅広い活動を扱った。作品画像を壁面いっぱいに展開し、音楽と動きのある場面へ編集した。
原作を一点ずつ並べる回顧展ではなく、作家の発想とモチーフを横断して見せる。来場者は床を含む映像の中に立ち、ダリの反復するイメージを身体の周囲で追った。
編集部の見方
活動領域が広い作家ほど、年代順の説明だけでは全体像をつかみにくい。映像上映は異なる媒体を同じ時間軸へ載せ、共通する発想を見つける入口になる。