DisneyがD23で世界のパーク更新を一括提示、既存エリア再編集を成長の軸に
DisneyがD23で、TomorrowlandやSpace Mountainを含む世界各地のパーク更新計画を発表しました。
The Walt Disney Companyは2026年8月15日、D23の「Horizons: Disney Experiences Showcase」で世界各地のパーク更新計画を紹介した。新設だけでなく、長く稼働してきたエリアやアトラクションの再構想を同じ成長計画に位置付けた。
新エリアと既存資産の刷新を同時に進める
Walt Disney World ResortではTropical Americas、Monstropolis、「Cars」テーマエリア、Villains Landの進捗を紹介。Disneyland Resortでは「Coco」のアトラクションとAvengers Campus拡張、海外ではパリの「The Lion King」エリア、香港と上海のMarvel体験、東京のSpace Mountain再構想を挙げた。
さらにDisneyland ParkのTomorrowland再構想を発表し、EPCOTのJourney Into ImaginationはFigmentに加えてDreamfinderを復帰させる全面刷新とした。Walt Disney WorldのExpedition EverestではYetiを再び動かす計画も示した。各計画の開業日、投資額、工事中の運営方法は同ページでは示されていない。
編集部の見方:更新計画そのものを来園理由に変える
世界の計画を束ねた発表は、完成施設の宣伝とは異なる。数年先までの変化を地図として見せ、再訪を促す期待形成の施策だ。新エリアとTomorrowlandやSpace Mountainのような既知の資産を並べ、思い出を持つ層と新規IPを求める層を同じ投資物語へ取り込める。
営業中のパークで既存エリアを直すには、工区を分け、仮囲いによる景観低下や動線の狭まりを抑えながら、周辺店舗の売上を維持する必要がある。複数案件を時間差で進めれば新しい来園理由を残せる一方、休止情報が曖昧だと予約判断を難しくする。
YetiやDreamfinderの復帰は、物語上の欠落を修復し、長年の来園者が感じる価値を回復する投資だ。全面改装だけでなく、象徴的演出の復旧、待機列の再物語化、旧コンテンツの再解釈も再訪動機になり得る。ただし個別案件の採算や稼働影響は公表されていない。