Disneyland Resortが営業再開、完全予約制と距離を取るキャラクター演出を導入
1年以上の休園を経て二つのテーマパークが再開。入園予約と接触を抑えた演出で運営を組み直した。
米カリフォルニア州のDisneyland ParkとDisney California Adventure Parkは2021年4月30日、1年以上の休園を経て営業を再開した。Disney's Grand Californian Hotel & Spaは前日の29日に再開。州の要件に合わせ、入園者数と体験方法を大きく変更した。
チケットとは別に日付とパークを予約
3歳以上の来園者には、有効な入園券に加え、同じ日付・同じパークの予約を求めた。販売済みチケットだけでは入園できず、収容人数を事前に管理する方式である。
キャラクターは駅舎や劇場など、来場者と距離を取れる場所から登場した。握手や近距離の撮影を減らしながら、園内で偶然出会う感覚を残した。パレードと夜間ショーのように大人数が集まる催しは再開を見送った。
ライドと施設は段階的に復帰
Snow White's Enchanted Wishは改装後初めて一般公開され、Haunted Mansionなども更新。ホテルは施設ごとに営業再開日を分けた。
この発表は新アトラクションだけでなく、テーマパークが混雑と接触をどう制御したかを示す記録でもある。入園制限の具体的な人数は資料で公表されていない。
予約制で入園者数を管理
再開後は、3歳以上の全来場者に有効な入園券と同日のパーク予約の両方を求めた。入園者数を州の基準に合わせて制限し、当面はカリフォルニア州居住者に対象を限定。同行グループも3世帯以内とされた。従来のチケット販売だけでは来園日を確定できなかったため、予約枠を別に管理する仕組みへ切り替えた。
2歳以上のマスク、入園前の検温、距離の確保、接触を減らす決済も導入した。ゲート、待機列、アトラクション、飲食、物販、移動を含むリゾート全体の手順を変更している。
休園中に既存施設も更新
Disneyland Parkでは「Snow White's Enchanted Wish」を再構成し、Haunted MansionとKing Arthur Carrouselも改修した。Star Wars: Galaxy's Edge、Pirates of the Caribbeanなど既存の体験も営業を再開。Disney California AdventureではIncredicoaster、Radiator Springs Racersなどを動かした。
ホテルは段階的に戻し、Disney's Grand Californian Hotel & Spaが4月29日に限定稼働で先行再開した。Disney Vacation Club Villasは5月2日、ほかのホテルは後日とされた。二つのパークと宿泊を同時に最大稼働へ戻さず、施設ごとに日程を分けた。
この再開は新規アトラクションの開業記事ではない。1年以上閉鎖した大規模LBEが、予約、収容人数、衛生、ホテルをどの順番で戻したかを記録する出来事である。
営業再開そのものが、施設全体を段階的に動かす大規模な運営変更だった。