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テクノロジー2022年3月15日

道頓堀で「XRパーク」を実証、ARを使って商店街と川沿いを巡る

JTBとNTTドコモなどが、道頓堀の街中にAR体験を配置。観光客の回遊と店舗利用を促す実証実験を行いました。

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道頓堀XRパークでスマートフォンARを利用するイメージ
画像:JTB提供、公式発表より(報道引用)

JTB、NTTドコモ、道頓堀ナイトカルチャー創造協議会は2022年3月15日、大阪・道頓堀で観光DXの実証実験「道頓堀XRパーク」を行うと発表した。3月18日から4月10日まで、商店街ととんぼりリバーウォークにスマートフォン向けARコンテンツを配置した。

街中の場所をAR体験の入口にする

来訪者は道頓堀を歩きながら、指定地点でデジタル演出を楽しむ。現地にいる人だけが参加できる仕組みにし、看板、街路、川沿いといった既存の景観を体験の背景に使った。

企画の目的は、単にARを見せることではない。体験地点を街中へ分散させ、飲食店や物販店の情報と組み合わせることで、観光客がエリア内を巡るきっかけを作る。2025年大阪・関西万博を見据え、道頓堀での滞在価値を高める実証でもあった。

専用施設を建てずに街を遊び場へ変える

スマートフォンARは、大型設備を置きにくい商店街でも導入しやすい。ただし、体験地点が見つけにくい、通信環境に左右される、店舗利用へつながらないといった課題もある。実証期間を設けることで、参加状況や回遊への影響を確認できる。

編集部の見方

街歩き型XRでは、デジタル演出の派手さより「次にどこへ行きたくなるか」が重要だ。道頓堀XRパークは、観光地の実在する場所へ小さな目的を連続して置き、街全体を体験エリアとして扱った。地域の店舗と体験を結びつけられれば、ARは観光案内を遊びへ変える手段になる。