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施設公開:

Dreamscape Dubaiが営業再開、フリーロームVRの装着と清掃手順を更新

Mall of the EmiratesのVR施設が再開。複数人で歩く体験を維持しながら、予約、距離、機器消毒を運営へ加えた。

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Dreamscape Dubaiで複数人が参加するフリーロームVR
画像:Dubai Media Office、Dreamscape公式発表より(報道引用)

Mall of the Emirates内のDreamscapeは2020年7月4日、営業を再開した。参加者が同じ区画を歩き、互いの姿を仮想空間で共有するフリーロームVR施設である。

ドバイ店はDreamscapeにとってロサンゼルス、ダラスに続く3拠点目で、米国外では初の施設だった。Majid Al FuttaimがDreamscape Immersiveと提携し、VOX Cinemasなどを運営するMall of the Emiratesへ導入した。

グループ体験を残したまま運営を変える

Dreamscapeでは、ヘッドセットに加えて手足の位置を取る機器を装着し、複数人で同じ物語へ参加する。再開時も共同体験の形式は維持しながら、入場人数、参加者同士の距離、装着機器の清掃を見直した。Dubai Media Officeは、従来の衛生基準に追加の対策を講じたと説明している。

VR施設は顔や手に触れる機器を共有する。清掃を増やすと一組ごとの入れ替え時間が延び、同じ営業時間でも受け入れ人数が変わる。予約枠とスタッフ配置まで含めた調整が必要になった。

3作品を約15分の物語として提供

開業時には「Alien Zoo」「The Curse of the Lost Pearl: A Magic Projector Adventure」「The Blu: Deep Rescue」の3作品を用意した。いずれも約15分で、短いゲームを並べるアーケード型VRより、映画の中へ入り込むような物語体験を重視している。

「Alien Zoo」では宇宙の保護区で異星の生物に触れ、仲間と協力して捕食者から逃れる。「The Curse of the Lost Pearl」は映画のスクリーンを越えて冒険へ加わる構成。「The Blu: Deep Rescue」は海中を進み、迷子になったシロナガスクジラの子どもを母親のもとへ戻す。題材は異なるが、参加者同士が同じ空間を共有し、互いの行動を認識できる点は共通している。

Dreamscape Immersiveは2017年に設立され、映画制作、コンピューター科学、テーマパーク設計の経験者が創業に加わった。映像を鑑賞する時間とライドの身体感覚を、歩行可能なVR空間でつなぐことを狙った施設である。

商業施設内の娯楽を段階的に戻す

運営会社Majid Al Futtaimは、DreamscapeとともにMagic Planet、Little Explorers、iFly Dubaiも再開した。単独店舗だけでなく、モール内にある複数の娯楽施設を共通の入場条件で動かした。

再開は新作発表ではない。ただし、顔や手足に機器を装着し、同じ区画を複数人で歩くLBEにとって、衛生対策は体験の外側にある話ではなかった。予約から装着、プレイ、退出、消毒までを一つの運営単位として組み直した事例である。

物語の質を保つだけで営業は成立しないことを、再開時の対応が示している。