「Harry Potter: The Exhibition」が世界初公開、作品世界を歩く巡回展
映画の衣装や小道具、インタラクティブ演出を組み合わせた大型巡回展がフィラデルフィアで開幕しました。
REVIEWED
「Harry Potter: The Exhibition」は2022年2月18日、米フィラデルフィアのFranklin Instituteで世界初公開された。映画シリーズの衣装や小道具に、映像と参加型演出を加えた大型巡回展で、9月18日までの期間限定開催として始まった。
来場者ごとに寮と杖を選ぶ
入場時に来場者のプロフィールを登録し、好きな寮や杖などを選ぶ。その情報を展示内の体験へ反映し、同じ順路を歩いても自分の選択が残るようにした。実物資料を見るだけでなく、授業や魔法を題材にした操作へ参加できる。
展示は映画の場面を思わせる造作、衣装、小道具、インタラクティブ画面を組み合わせる。ファンが知っている物語を空間の手がかりにし、複数の部屋を巡る行為そのものをホグワーツへの訪問に見立てた。
世界巡回を前提に作られたIP体験
主催側は北米に続き、中南米、アジア太平洋、欧州、中東、アフリカへの展開を発表した。都市ごとにゼロから内容を作るのではなく、核となる展示と運営を移設し、世界的なファン層へ届ける方式である。
編集部の見方
IP展示を写真撮影用の再現セットだけで終わらせず、来場者の選択と操作を加えた。作品世界で自分が行動した記憶を作る狙いだ。登録データを複数の展示に連動させる仕組みが、体験全体に一貫性を持たせている。