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「Harry Potter: The Exhibition」が世界初公開、作品世界を歩く巡回展

約1,670平方メートル・21ギャラリーの巡回展がフィラデルフィアで開幕。RFIDリストバンドで寮や杖の選択を展示へ反映しました。

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Harry Potter The Exhibitionの展示空間と映画作品の衣装
画像:EMC Presents提供、公式発表より(報道引用)

「Harry Potter: The Exhibition」は2022年2月18日、米フィラデルフィアのFranklin Instituteで世界初公開された。会場面積は1万8,000平方フィート、約1,670平方メートル。21のギャラリーに映画の衣装や小道具、再現空間、デジタル体験を配置し、同年9月18日まで開催された。

RFIDリストバンドに寮・杖・守護霊を登録

来場者はキングス・クロス駅を模した入口でプロフィールを作り、ホグワーツの寮、杖、守護霊を選ぶ。その情報をRFIDリストバンドへ記録。展示内で行った操作も保存され、選択した寮に応じた演出や、来場者の名前が現れる仕掛けに使われた。

最初の「From Page to Screen」では、『Harry Potter and the Sorcerer's Stone』初版をグリンゴッツ風の金庫内に展示した。「Hogwarts Castle」には暴れ柳や吸魂鬼、忍びの地図が登場し、地図上には登録した来場者名が表示される。「The Great Hall」はプロジェクションマッピングを使い、季節ごとの魔法界の風景を見せた。

薬作りからマンドレイクの植え替えまで

「Hogwarts Houses」では、事前に選んだ寮に合わせた場面を体験できる。同時に、組分け帽子やステンドグラスの寮章を設置し、ほかの寮も見て回れる空間とした。

教室ギャラリーには映画で使われた小道具や衣装、生き物の造形物を展示。デジタル画面を操作して、魔法薬の調合と占いを体験できた。温室ではマンドレイクを植え替え、闇の魔術に対する防衛術ではデジタルの杖を使ってボガートを倒す。

ハグリッドの小屋と禁じられた森の区画では、守護霊の呪文を使うインタラクティブ体験を用意した。森にはケンタウロスやアクロマンチュラが隠れ、小屋の内部も再現。『ファンタスティック・ビースト』のニュートのトランクへ入って写真を撮る場所もあった。

昼券43ドル、夜券30ドル

開館時間は毎日9時30分から20時までで、日時指定券が必要だった。17時までの昼券は大人43ドル、子ども39ドルで、Franklin Institute本館への入場も含む。17時以降の夜券は大人・子どもとも30ドル。主催者は事前予約を推奨した。

物販では衣類やアクセサリーのほか、チョコレート・フロッグと瓶入りバタービールを販売した。映画シリーズのグラフィックデザインを手掛けたMinaLimaのアート作品も扱った。Franklin Instituteを描いたフィラデルフィア限定版は500部で、Miraphora MinaとEduardo Limaの署名入りだった。

21室の構成を世界各地へ巡回

展示はImagine ExhibitionsがWarner Bros. Themed Entertainmentと共同開発し、EMC Presentsが協力した。対象は『ハリー・ポッター』映画だけに限らず、『ファンタスティック・ビースト』と舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』まで含む。

フィラデルフィアを起点に、中南米、アジア太平洋、欧州、中東、アフリカを巡回する計画が発表された。各地域の開催都市と日程は、この時点では示されていない。来場者数、各体験の待ち時間、RFIDで収集したデータの利用範囲も発表資料からは確認できない。一方、21ギャラリーの名称と操作内容、料金、開館時間まで、初回会場の条件は具体的に記録されている。