「Harry Potter: Visions of Magic」がシンガポールへ、4万平方フィート超でアジア初開催
RWSでアジア初開催となる「Harry Potter: Visions of Magic」。4万平方フィート超の会場と1万平方フィートの拡張計画を発表。
NEONは2024年3月27日、「Harry Potter: Visions of Magic」のアジア初開催を発表した。Warner Bros. Discovery Global Themed Entertainmentと共同で開催する。会場はシンガポールのResorts World Sentosa(RWS)。開幕は2024年第4四半期の予定とされた。
同作は2023年12月にドイツ・ケルンで世界初演した。RWS公演は東南アジアへの初展開となる。発表時には、これまでで最大規模の開催になると案内された。
4万平方フィート超の体験に、RWS向けの拡張を加える
会場面積は4万平方フィート超(約3,700平方メートル超)。必要の部屋、ニュートの動物園、魔法省など、魔法界の謎めいた場所に着想を得た複数の環境を巡る構成である。反応型の映像コンテンツ、大がかりな空間造作、オリジナル音響を組み合わせ、来場者の働きかけによって、通常は見えない演出が現れる仕掛けを中核に据える。
RWS版には、同リゾート向けに開発する追加1万平方フィートの拡張空間を設ける。発表では、この部分をシンガポール限定の未公開環境を含む「強化版」と説明した。来場者は共通の展示に加え、RWS向けに追加された空間も巡る。
RWSはテーマパークとホテルを備える統合型リゾートだ。飲食店やコンベンション施設もある。本作は、リゾート内の屋内エンターテインメントとして開催される。
作品の権利者、制作会社、開催リゾートが役割を分担
作品はWarner Bros. Discovery Global Themed EntertainmentとNEONが制作する。前者はWarner Bros. Discoveryのロケーションベースド・エンターテインメント部門で、IPに基づく体験の開発・ライセンスを担う。NEONは体験型エンターテインメントの制作・運営を行い、本作ではワーナー側のパートナーとして世界展開を担う。RWSはアジア初開催のホスト会場となる。
ワーナー側のピーター・ヴァン・ローデン氏は、シンガポール展開と未公開環境の追加に期待を示した。NEONのロン・タンCEOは、シンガポールの来場者と海外からの旅行者を迎える意向を表明した。RWSのタン・ヒー・テックCEOは、屋内空間を転換し、リゾートの滞在体験を広げると説明した。
ドイツ初演の先行販売実績を踏まえ、まず待機リストを案内
前段となるケルンでの世界初演では、正式開幕前の販売が13万8,000枚を超え、ほぼ完売に近い状況だったとNEONとRWSは公表した。NEONはこの実績により、Ticketmaster GermanyからHighest Pre-sale Awardを受けたとしている。アジア開催の発表時点で案内された販売導線は、先行販売への優先アクセスを受けるための待機リストだった。
したがって、この発表で確定していたのは開催地、2024年第4四半期という時期、会場規模と拡張方針までである。具体的な開業日、入場料金、展示環境の全容は後続の案内事項とされていた。初演で確認した需要を次会場の販売開始へつなげつつ、RWS版の固有部分を段階的に公開する運用だった。
RWS限定の1万平方フィートを追加
発表時点で、RWS版の会場は4万平方フィートを超えるとされた。さらに、シンガポール限定の環境を含む1万平方フィートの拡張空間を加える計画だった。
この時点では、限定環境の名称と具体的な内容は公開されていない。開業日と入場料金、1日の利用者数も後続の案内事項だった。