推しと同じ空間を歩く「Hybrid Live-Entertainment」、持ち運べるVR体験を提供
TSP太陽がフリーロームVRを使ったライブ向けサービスを開始。複数人が歩き、会話し、演者へ近づける体験を提案しました。
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TSP太陽は2022年10月6日、フリーロームVRを使った「Hybrid Live-Entertainment」の提供を始めたと発表した。音楽ライブやファンイベントを想定し、参加者が仮想空間を歩きながら、演者の近くで過ごす感覚を作るサービスである。
観客が歩き、互いの位置を確認できる
参加者の身体の動きはアバターに反映され、同じ空間にいる参加者同士も互いを認識できる。ボイスチャットで会話しながら移動できるため、一人で映像を見るVRライブより、会場で連れと一緒に過ごす感覚に近づけた。
演者を見る位置を観客自身が選べる点も特徴だ。固定カメラで配信を見るのではなく、空間内を移動し、演出との距離を変えられる。ファンが受け身の視聴者ではなく、体験内で行動する参加者になる。
機材を会場へ運んで設置する
サービスは最小限の機材で持ち運べる構成を掲げ、常設のVR施設だけでなくイベント会場での利用を想定した。期間限定ライブへ導入するには、設営と撤収、参加者への装着案内、体験エリアの確保を短時間で行えることが重要になる。
編集部の見方
音楽LBEでは、映像の臨場感だけでなく、誰とどこで見るかが満足度を左右する。Hybrid Live-Entertainmentは、フリーロームVRの移動と会話をライブ体験へ持ち込み、観客同士の共有感覚を残そうとした。巡回イベントで運用できれば、アーティストごとに空間を変えながら複数会場へ展開できる。