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experience2022年1月25日

動くミュシャ展が横浜で世界初開催へ、作品を映像と音楽で再構成

ミュシャ作品を空間映像へ展開する「iMUCHA」がパシフィコ横浜で世界初開催。海外巡回も視野に入れた企画です。

REVIEWED
iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITIONのミュシャ作品を使ったビジュアル
画像:iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION実行委員会提供、公式発表より(報道引用)

「iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION」広報事務局は2022年1月25日、アルフォンス・ミュシャの作品を映像と音楽で体験する展覧会を同年夏にパシフィコ横浜で開催すると発表した。チェコの制作チームが手がけ、横浜を世界初開催地に選んだ。

装飾と人物を動く映像へ組み直す

ミュシャの絵画に描かれた人物、植物、装飾模様を分解し、会場の広い面へ投影する。来場者は額装作品を一点ずつ見るのではなく、音楽に合わせて移り変わる色や線に囲まれる。作品の細部を拡大し、空間全体で作風を伝える構成だ。

企画制作を担うiMUCHA Productionは、ミュシャの故郷チェコを拠点とする。原作の背景を理解する制作陣がデジタル版を作り、横浜から世界巡回を目指す計画を示した。

巡回できる展覧会として設計

原画の輸送や展示環境には厳しい条件が必要だが、映像作品は上映設備を整えれば別都市へ移しやすい。一方で、会場の広さや天井高によって見え方が変わるため、各地で投影面と音響を調整する必要がある。

編集部の見方

iMUCHAは、美術作品を知る入口と、複数都市へ運べるLBE商品の両方を狙った企画だった。世界初開催という話題だけでなく、横浜で得た運営経験を次の会場へ持ち出せるかが巡回型展示の価値を左右する。