子ども向けリゾートの列車を恐竜体験へ、「Jurassic Junction」が開業
Give Kids The World Villageの既存列車を、ジャングル、洞窟、発掘現場を巡るバリアフリー体験へ改修しました。
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米フロリダ州の非営利リゾートGive Kids The World Villageは2021年8月31日、列車アトラクション「JJ's Express」を恐竜テーマの「Jurassic Junction」へ改修し、同日開業したと発表した。重い病気の子どもと家族が無料で滞在する施設に、複数企業が協力して制作した。
列車でジャングル、洞窟、発掘現場を巡る
乗客は列車に乗り、恐竜が潜むジャングル、先史時代の洞窟、化石発掘現場を順に通る。造形、景観、音響、物語を既存コースへ加え、単なる園内移動を短い冒険へ変えた。
アトラクションはADAに対応し、車いすを利用する来場者も家族と一緒に乗れる。刺激の強さや乗降のしやすさを含め、対象となる子どもたちが参加できることを設計の前提にした。
業界各社が専門分野を持ち寄る
プロジェクトにはテーマエンターテインメントの企業が参加し、デザイン、造形、技術、施工などを提供した。非営利施設単独では難しい改修を、企業の寄付と専門性で実現した。
編集部の見方
Jurassic Junctionは、最新機器より「誰が一緒に体験できるか」を優先したLBEである。既存の列車を活用しながら、物語と景観を足して価値を高めた。アクセシビリティを後付けの配慮ではなく、家族の共有体験を成立させる条件として扱っている。