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Jurassic World: The Exhibitionがダラスで北米ツアー開始、実物大恐竜を展示

2万平方フィートの歩行型会場に映画のゲート、研究施設、動く恐竜を配置し、北米巡回を始めた。

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Jurassic World The Exhibitionの制作パートナーを示す公式画像
画像:Jurassic World: The Exhibition公式発表より(報道引用)

Round Room LiveとCityneonは2021年4月13日、「Jurassic World: The Exhibition」の北米ツアーをテキサス州The Colonyで始めると発表した。開幕日は6月18日、会場は複合施設Grandscape。展示面積は2万平方フィートだった。

映画のパークを歩く来場者になる

入口には映画で使われる「Jurassic World」のゲートを再現。来場者は研究施設や飼育区画を模した順路を進み、実物大のブラキオサウルス、ヴェロキラプトル、ティラノサウルスに出会う。

Netflixのアニメ『ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ』に登場する子どもの恐竜Bumpyも加えた。標本を並べる自然史展ではなく、映画内の施設へ客として入る立場を来場者へ与えている。

来場者はゲートを通過した後、作品世界を模した複数の環境を順番に移動する。大型恐竜の全身が入る空間、接近してくる動き、スタッフによる案内を組み合わせ、映画のパークが営業しているという状況を作る。座席に座って映像を見る上映とは異なり、歩く速度と立つ場所によって恐竜との距離が変わる。

2万平方フィートは約1,858平方メートルに相当する。実物大のブラキオサウルスやティラノサウルスを見せる高さと、観客を次の場面へ送る順路の双方が必要になる。Grandscapeの商業区画を利用することで、大型の映画IP体験をテーマパークの外へ持ち出した。

北米ツアーをThe Colonyから開始

この発表は、北米ツアーの最初の会場とチケット発売を告知するものだった。会場のThe ColonyはDallas北部に位置し、Grandscapeには小売、飲食、娯楽施設が集まる。展示単独で目的地を新設するより、既存の来館者がいる複合施設へ期間限定で入る方式を選んだ。

制作にはRound Room LiveとCityneonが参加し、Universal Live Entertainmentと連携した。映画の権利と世界観を管理する側、展示を制作する側、各都市で集客・運営する側が分担する。大型造形と舞台装置を別都市へ移し、同じIP体験を繰り返し展開できる体制である。

会場と位置情報ゲームを接続

開幕日から、位置情報ARゲーム「Jurassic World Alive」には会場限定の報酬が現れる仕掛けを用意した。現地でアプリを開いた人がアイテムを受け取り、AR対応端末で恐竜の写真や動画を撮影できる。

会場限定報酬は、展示のチケットを持つ来場者が現地でモバイルゲームも開く理由になる。反対にゲームの利用者にとっては、デジタル上で集めていた恐竜を実物大の造形で見る入口となる。展示とゲームを同じ題材で接続し、来場前後にもIPとの接点を残す試みだった。

同展は2016年以降、各都市で約300万人が訪れたと運営側が発表している。ただし、ダラス会場単独の人数ではない。会期終了日、所要時間、同時定員は4月時点の資料に載っていない。

累計約300万人という数字は、それ以前に開催した各都市を合算した運営側の公表値である。ダラスで同規模の集客を見込めることを直接示す数字ではない。ニュースを読む際は、世界累計の実績と新会場の販売状況を分ける必要がある。