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ビジネス公開:

住友館、ランタンで巡る「UNKNOWN FOREST」と20m幅の劇場演出を発表

住友館が発表した「UNKNOWN FOREST」と植樹プログラムの構成、空間仕様、関係者を公式資料に基づき報告する。

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「UNKNOWN FOREST」のパフォーミングシアターで、多層スクリーンに森の映像を映し出す来場者のイメージ
画像:住友EXPO2025推進委員会 公式発表より(報道引用)

住友グループは2024年10月13日、大阪・関西万博に出展する「住友館」の体験内容を公表した。中心となるのは、手持ちランタンとともに森を歩く「UNKNOWN FOREST, Stories Waiting to be Discovered」だ。森を抜けた先には劇場演出が続く。

住友EXPO2025推進委員会は、発表資料を10月10日付で公開した。開幕6か月前の計画として、展示と建築の内容を紹介している。植樹プログラムやクリエイターとの協業も発表された。

ランタンが導く森と、その先のパフォーミングシアター

「UNKNOWN FOREST」は、住友が森林と長く関わってきた背景を起点に、来場者が光と音のインタラクティブな体験を通じて、生命の多様な物語に出会う構成とされた。来場者はランタンで足元を照らしながら道を進む。公式資料は、ランタンを通して森の声を聴き、生命の物語を見る体験だと説明している。単に映像を鑑賞するのではなく、来場者が手にする道具と移動が体験の進行に組み込まれている点が特徴だ。

森の体験の後には「Performing Theater」を設ける計画だった。幅は約20m、高さは約7.5m。風と霧を用い、多層スクリーンに投影する映像、音楽、人の演技を組み合わせて「UNKNOWN FOREST」の終幕へつなげる。森を歩く展示の後に劇場演出を置く二部構成で、公式資料では多層スクリーンと映像、音楽、人を融合させるショーとして紹介された。

建築、植樹、協業を展示の外側までつなぐ

発表時点で、建物の屋根と外装には「住友の森」の木を1,000本超用いるとしていた。入口付近には1970年の大阪万博の年に植えられたスギを使い、屋根と外装は別子山系の峰々を想起させる輪郭に、住友の森のヒノキによる合板を組み合わせる。資料では、木を余すことなく資源として使う考え方も掲げた。展示のテーマを室内演出だけに閉じず、建材の由来と建物の外観にも接続した構成である。

もう一つの体験として発表された「PLANT A TREE」では、会期中に約1万本の苗木を用意し、来場者が苗木と土に触れる機会をつくる計画だった。苗木は、住友館の建設で伐採した場所を含む住友の森へ移植する予定とされた。「UNKNOWN FOREST」のコンテンツは葉切り絵作家のLitoとの協業で制作し、スタッフユニフォームはデザイナーのYOHEI OHNOとの協業で発表済みだった。推進委員会は、デジタル体験など追加の内容を2025年4月13日の開幕まで順次発表するとしていた。

発表時点で確認できる仕様と位置づけ

今回の資料には、営業日と入場枠、所要時間が記載されていない。1時間当たりの利用者数や、ランタンの具体的な機構も不明だ。

発表では、来場者がランタンを手に森を歩くことが明らかにされた。その後は、風と霧、映像、音楽、人の演技を使った劇場へ進む。劇場の幅は約20メートル、高さは約7.5メートルと公表された。いずれも2024年10月時点の計画である。

公式発表が示した順路は、ランタンを手に森を探索し、その体験を約20m幅のシアターで締めくくり、さらに植樹参加へ接続するものだった。歩行型展示、着席・立見型の劇場、苗木と土に触れるプログラムでは必要な案内や滞在時間が異なるが、発表時点では個別の予約方法や参加条件は示されていない。したがって、ここで確認できるのは演出とテーマの設計であり、実際の処理能力ではない。

森の探索から20m幅の劇場へ

公式発表が示した順路は、ランタンを手に森を探索し、約20メートル幅の劇場へ進む流れだ。劇場では、多層スクリーンの映像と音楽、人の演技を風や霧と組み合わせる。

ランタンの受け渡し方法や、森から劇場への入場方法は、この発表では説明されていない。「PLANT A TREE」の参加条件とあわせ、詳細は開幕までの後続案内とされた。