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ビジネス公開:

Merlinが米LEGOLANDへ9400万ドル、車両を自作する屋内コースターを展開

Merlinが米国のLEGOLAND FloridaとCaliforniaへ計9400万ドルを投じ、個別設計した宇宙船で乗る屋内コースターを導入しました。

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紫と青の照明が走る屋内コースターで、宇宙服を着た子どもたちが乗車している様子
画像:Merlin Entertainments公式発表より(報道引用)

Merlin Entertainmentsは2026年2月27日、米国の2つのLEGOLAND Resortに新エリア「LEGO Galaxy」を展開すると発表した。対象はFloridaとCaliforniaで、投資額は合計7,000万ポンド。発表時の換算で9,400万米ドルにあたる。同社は、米国内の既存パークに対する単一案件として過去最大の投資だと説明した。Floridaは発表当日に開業し、Californiaは3月6日の開業を予定していた。

両施設の核は、屋内型ファミリーコースター「Galacticoaster」だ。Merlinによると、開発には3年以上を要した。乗車前に来場者がタッチスクリーンで自分の宇宙船を設計し、その内容をRFIDリストバンドに保存する。設計した機体はアトラクション内で認識され、実際のコースター走行とデジタル演出をつなぐ。単に車両の外観を選ぶ仕組みではなく、子どもが自分の宇宙ミッションを担うという物語の導入部でもある。

設計した宇宙船で走る10分間のミッション

LEGOLAND Floridaの公式案内は、機首・尾部・翼・追加機能の組み合わせが625通り超になるとしている。体験はプレショーからライドまで約10分、最高速度は時速40マイル(約64km)。キューでは、Chief Engineer Biff Dipperによるミッション説明を受け、発射後は特殊効果と同期照明を備えたLEGOの太陽系を進む構成である。身長制限は、同伴者がいる場合36インチ(約91cm)以上、単独乗車は48インチ(約122cm)以上と案内されている。

FloridaにとってGalacticoasterは、2011年のリゾート開業以来初となる屋内コースターでもある。同エリアには、1〜4歳向けのソフトプレイ「Junior Astronaut Training Zone」と物販「Orbital Outpost」も置く。コースター単体で完結させず、年齢の異なる子どもが同じ宇宙テーマの中で過ごせる構成にしている。一方、Merlinの2月27日発表は、FloridaとCaliforniaの施設別投資額、毎時の処理人数、設計内容によって変化する演出の範囲は公表していない。

米国2拠点に9,400万ドルを投資

Merlinは世界9カ国で11のLEGOLAND Resortを運営する。CEOのFiona Eastwoodは、両リゾートを短期滞在先として強化すると説明した。宿泊を伴う滞在を増やし、1人当たりの消費額と米国市場でのシェアを高める方針も示した。

Californiaでは3月6日に「LEGO Galaxy」全体が開業予定とされた。Galacticoasterのほか、Junior Astronaut Training Zoneも設ける。Merlinは別の米国拠点も更新する。LEGOLAND New Yorkには3月27日から「LEGO Ferrari Build & Race」を導入する計画を明らかにした。

自作した機体をRFIDで読み取る

来場者はタッチスクリーンで宇宙船を設計し、結果をRFIDリストバンドに保存する。そのデータはコースター内のデジタル演出に反映される。機首や翼などの組み合わせは625通り以上あるという。

一方、Merlinは設計操作にかかる時間や、コースターの1時間当たりの利用人数を公表していない。選んだ部品によって、走行中の映像や音がどこまで変わるかも、今回の発表では確認できない。