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体験・イベント公開:

チャンギ空港、モネの四季を歩く体験展示をターミナル2に設置

チャンギ空港とMFA Boston、ARTiSTORYが、モネ作品を立体演出や音、写真撮影で体験する「A Journey Through Seasons」を公開しました。

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チャンギ空港に設けられたモネの冬景色を歩く展示
画像:Changi Airport提供、公式発表より(報道引用)

ARTiSTORYは2022年11月3日、「Monet: A Journey Through Seasons at Changi」を発表した。ボストン美術館(MFA Boston)とチャンギ空港グループが参加した企画である。設置場所はシンガポール・チャンギ空港のターミナル2。MFAが所蔵するクロード・モネ作品の複製を使い、四季の風景を歩いて巡る展示にした。

ARTiSTORYは文化施設の所蔵品を使った商品と体験のライセンス事業を手がける。本件ではMFAの作品利用を仲介し、展示の物語と体験を制作した。MFAにとっては、アジアで初めてライセンスしたロケーションベースの体験展示と発表された。

冬のヴェトゥイユから春のコート・ダジュールへ

来場者は決められた順路を歩き、冬、春、夏、秋の四つの区画を巡る。冬はパリ北西にあるヴェトゥイユの雪景色、春は日差しの強いコート・ダジュールの岬と海岸を題材にした。既存記事にあった「冬と春の二場面」という説明は誤りで、公式発表は四季すべてを明記している。

夏の区画では、ジヴェルニーのポピー畑と睡蓮の池を扱う。秋はイギリス海峡沿いにあるレ・プティット・ダルの岩壁を歩く構成だ。各区画にはモネ作品の複製を2点ずつ置き、作品から着想した装飾と体験を加えた。四季で計8点の複製を使ったことになるが、発表資料に作品名の一覧はない。

展示では音声と感覚演出を使い、来場者が操作する要素や写真撮影用の場所も設けた。発表資料は、どの装置を操作するか、香りや風などの効果を使ったかを詳しく説明していない。投影設備の有無と、展示全体の所要時間も記載されていない。

MFAの知的財産・事業開発部門を率いるDebra LaKind氏は、所蔵品をシンガポールの来場者向けインタラクティブ展示へ変換したと説明した。チャンギ空港グループは、空港を訪れる人へ美術に触れる機会を提供する取り組みとして紹介している。

乗り継ぎ客も立ち寄れる場所に置く

会場はターミナル2だが、保安検査の前後のどちらに位置するかは発表資料に記載がない。搭乗券を持たない一般来場者が入れるか、乗り継ぎ客が利用できるかも、この発表だけでは判断できない。料金、営業時間、展示期間、予約の要否も未公表だった。

発表当時、チャンギ空港には80社を超える航空会社が就航し、約130都市と結ばれていた。空港グループは運航管理のほか、商業施設の運営も担う。展示は同社がターミナル内で提供する来訪者向け企画の一つとして設置された。

展示期間と利用条件は発表資料に記載なし

公式発表では、展示をターミナル2に設置したことが確認できる。四季に分かれた順路で、各区画に作品複製を2点ずつ置いた。音を使い、来場者が参加する要素も設けたという。巨大な映像投影を中心にした展示とは説明されていない。写真撮影用の場所と立体的な装飾を含む、順路型の体験展示である。

終了日、入場料、所要時間、対象年齢は公表されなかった。MFAの監修範囲と、作品解説を何言語で提供したかも不明だ。本記事では2022年11月3日の発表内容に限って記録している。