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体験・イベント2022年11月3日

チャンギ空港、モネの四季を歩く体験展示をターミナル2に設置

チャンギ空港とMFA Boston、ARTiSTORYが、モネ作品を立体演出や音、写真撮影で体験する「A Journey Through Seasons」を公開しました。

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チャンギ空港に設けられたモネの冬景色を歩く展示
画像:Changi Airport提供、公式発表より(報道引用)

ARTiSTORY、ボストン美術館(MFA Boston)、チャンギ空港グループは2022年11月3日、シンガポール・チャンギ空港のターミナル2に「Monet: A Journey Through Seasons at Changi」を設置したと発表した。モネの絵画を壁に掛けるだけでなく、季節ごとの景色を歩く体験展示へ作り替えた。

冬のヴェトゥイユから春のコート・ダジュールへ

来場者は決められた順路を歩き、冬と春の二つの場面を巡る。冬の区画はフランス北部のヴェトゥイユ、春は日差しの強いコート・ダジュールを題材にした。作品に描かれた色や風景を立体装飾、音、感覚的な演出、撮影場所へ展開している。

使用された作品はMFA Bostonのコレクションに基づく。同館にとって、アジアで初めてライセンスしたLBE型展示と発表された。美術館そのものを移設するのではなく、所蔵作品の権利と学芸的な背景を使い、空港という別の場所に体験を作った。

乗り継ぎ客も立ち寄れる場所に置く

会場はターミナル2。美術展へ出掛ける予定のない旅行者にも、移動の途中で作品と出会う機会を作れる。空港側にとっては、通過や待機の時間を滞在体験へ変える展示となる。

編集部の見方

名画の没入展示は巨大投影が注目されやすいが、この企画は順路、立体物、写真撮影を組み合わせている。空港では長い鑑賞時間を前提にしにくいため、短く歩いて季節の変化を感じられる構成が場所に合っている。文化IPを交通拠点へ持ち込むLBEの一例だ。