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ビジネス公開:

公共放送局が『The Moonwalkers』を有料LBEとして導入、約6カ月のロングランへ

South Florida PBSが自社スタジオで、月探査を題材にした360度没入型体験を半年超にわたり有料開催する。

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月面の大型投影の前に立つTom Hanksと、宇宙飛行士の映像を配した『The Moonwalkers』の展示空間
画像:South Florida PBS提供、公式発表より(報道引用)

South Florida PBSは、映像作品「The Moonwalkers: A Journey with Tom Hanks」を2026年9月24日から上映する。会場はフロリダ州Boynton Beachにある同局のスタジオ内、The Cornelia T. Bailey Center。住所は3401 S. Congress Ave.だ。

8月21日付の販売開始発表では、会期を2027年3月24日までとしていた。その後、同局の公式案内は3月30日までと記載。公共放送局が自社施設を使い、半年を超える有料イベントとして開催する。

映像55分に展示・物販を重ねる構成

作品はTom Hanksが共同執筆とナレーションを担い、Apollo計画からNASAのArtemis計画までの月探査を扱う。LightroomとTom Hanksが制作した。South Florida PBSはLightroom、Paquin Entertainment Groupと共同で当地開催を組織する。

360度投影と空間音響に、修復済みのNASA映像を組み合わせる。Artemis IIの宇宙飛行士とHanksの新撮インタビューも含む。音楽はAnne Nikitinが作曲し、Royal Philharmonic OrchestraがTom Kellyの指揮で録音した。

South Florida PBSの最新案内では、映像の上映時間は55分。上映前には、制作過程を紹介する「Making The Moonwalkers」を見られる。ホログラム技術を使った宇宙飛行士との対話も用意。Apollo月着陸船Eagleの実物大レプリカと撮影スポット、ギフトショップも設ける。

公式FAQは、展示や撮影、買い物に追加で約40分かかるとしている。全体の滞在時間は約95分を見込む。

90分ごとの入場枠と料金体系

営業は月曜休館、火曜から日曜の10時から17時まで。FAQによると入場セッションは90分ごとで、無料駐車場をSouth Florida PBS Studiosに設ける。一般料金は45ドル、シニア・学生・軍関係者・ファーストレスポンダーは38ドル、3〜12歳は22ドル。10人以上の一般団体は1人40ドル、20人以上の対象割引団体は36ドルで、団体割引は購入時に適用される。金銭的な事情がある人には、空き状況に応じて個別対応を行う窓口も案内している。

教育用途も運用に組み込む。学校団体についてはFlorida State Standardsに沿った校外学習を受け付け、専用の連絡先を掲示した。週末の家族客に加え、平日昼間の団体利用も想定した販売設計だ。会場は車椅子、歩行器、モビリティスクーターを受け入れ、入場前には手荷物検査とセキュリティスクリーニングがある。一方で、1セッション当たりの定員、販売目標、投資額、制作側との収益分配は公表されていない。

公共メディアの施設運営に加わるチケット収入

South Florida PBSはWPBT、WXEL、Health Channelを含むフロリダ最大の公共メディア企業と自ら説明している。会場に選んだのは外部のイベント施設ではなく、自社のSouth Florida PBS Studiosだった。放送制作や地域向けサービスに使う既存施設へ、期間限定の有料体験を持ち込んだことになる。同局の「Immersive」ページには複数の体験が掲載されており、「The Moonwalkers」も継続的な来場型事業の一つとして販売される。

開催地で追加される要素として、プレショーとホログラム体験が案内されている。Eagleの実物大レプリカも展示する。学校団体向けには専用の問い合わせ窓口を設けた。

ホログラムが来場者の質問にどの範囲まで応答するかは公表されていない。公表資料で確認できるのは、完成済みの映像作品に団体販売と物販、教育利用を組み合わせ、約6カ月間運営する計画だ。

55分の映像に約40分の展示を加える

来場者は55分の映像に加え、プレショーと展示、撮影スポットを利用できる。ギフトショップまで含めた追加時間の目安は約40分だ。入場枠は90分ごとに設定され、火曜から日曜の午前10時から午後5時まで営業する。学校団体向けの予約と一般団体割引も用意されている。