Merlinがドイツに「PEPPA PIG Park」、約3000万ユーロで幼児向け5ライドを整備
Merlin EntertainmentsがLEGOLAND Deutschland隣接地に、幼児向けライドと遊び場を備えたIPパークを開業しました。
Merlin Entertainmentsは2024年5月17日、ドイツ・Günzburgで「PEPPA PIG Park」の開業式を実施した。一般営業は5月19日に開始。LEGOLAND Deutschland Resortに隣接する1.6ヘクタールの敷地へ、就学前児童と家族を対象にした5つのライド、7つのテーマ遊び場、ショー、飲食を整備した。
約3000万ユーロを年少家族向けへ集中する
Merlinの投資額は約3000万ユーロ。Daddy Pigの赤い車を題材にした幼児向けコースター、Peppaのバルーンライド、キャラクターの家、映画施設、ステージ、グリーティングを組み合わせた。ライドだけでなく、自分のペースで遊べる場所を複数用意している。
身長条件も対象年齢に合わせた。Georgeの恐竜を題材にした乗り物は身長86センチ以上、赤い車のコースターは保護者同伴で95センチ以上と案内した。世界初のLEGO DUPLO PEPPA PIG Play Zoneも設け、HasbroのアニメIPとLEGOの組み立て遊びを同じパーク内で接続した。
MerlinにとってPEPPA PIGライセンスの導入は10件目で、単独パークとしては2022年開業のFloridaに続く世界2拠点目だった。発表時点ではTexasのDallas–Fort Worth地域にも3拠点目を計画していた。
編集部の見方:既存リゾートの隣で対象年齢を広げる
大規模な総合テーマパークを新設するのではなく、明確な年齢層とIPに絞った小規模パークを既存リゾートの隣へ置く方式である。家族旅行の目的地、駐車場、宿泊需要を共有しながら、LEGOLANDの主要ライドにはまだ早い子どもの体験を補える。
幼児向け施設では、刺激の強さよりも保護者同伴条件、休憩、飲食、自由遊びの配分が重要になる。5ライドに対して7つの遊び場を置いた構成は、機械設備だけへ投資を偏らせず、年少家族の滞在を分散する考え方を表している。