Rise of the ResistanceがDisneylandで開業、複数の乗り物と俳優演出を連続
待機列から輸送船、歩行区間、ライドまでを一つの物語に組み込み、来場者をResistanceの任務へ参加させた。
Disneylandは2020年1月17日、「Star Wars: Rise of the Resistance」をGalaxy’s Edge内に開業した。来場者はResistanceの新兵として任務へ加わり、First Orderに拘束された後、基地からの脱出を試みる。
Galaxy's Edgeは映画の既存場面を再現するエリアではなく、惑星BatuuのBlack Spire Outpostという新しい時間と場所を舞台にしている。Rise of the Resistanceは、その土地で続くResistanceとFirst Orderの対立へ来場者を巻き込む中心体験として加わった。
一台のライドで終わらない
体験は森の中にあるResistance基地の待機列から始まり、ReyとBB-8による任務説明を受ける。輸送船へ乗り込むとFirst OrderのStar Destroyerに捕らえられ、大勢のStormtrooperが並ぶ格納庫へ移動する。拘束室から脱出した後、8人乗りの輸送車両へ乗り換える。
この一連の移動では、プレショー、輸送船型シミュレーター、俳優が案内する歩行区間、無軌道ライドを順番に使う。乗り物を切り替える境目も物語の出来事として扱い、来場者に通常の乗降場を意識させにくくした。
無軌道車両は床に見えるレールを使わず、複数台が分岐しながら異なる方向へ移動する。車両は敵の砲撃を避け、AT-ATの脚元を通り、Kylo Renと対峙する。大型セット、Audio-Animatronics、スクリーン映像、エレベーター、落下装置を連携させ、場面ごとに体感の種類を変える。
無軌道方式は、隣の車両と並走した後に別方向へ離れる動きを作れる。停止位置をショー装置に合わせる精度も必要で、車両、映像、可動人形、扉のタイミングがずれると物語の連続性が崩れる。複数のライドシステムを一本の物語制御へまとめた点が技術上の特徴である。
スタッフも物語上の役割を持つ
案内するキャストはResistanceまたはFirst Orderの一員として来場者へ接する。拘束された場面ではFirst Order側が厳しく指示し、脱出後はResistance側が避難を案内する。安全説明や移動指示を世界観の会話に含めるため、機械設備に加えて接客が没入感を支える。
一方、安全上の指示は演技より優先される。多数の来場者を複数の区画へ移す施設では、役柄を保ちながら、遅れている人や支援が必要な人へ確実に案内する訓練が求められる。
同型施設は2019年12月にフロリダで先行開業していた。カリフォルニアでの導入により、Galaxy’s Edgeの中心アトラクションが東西両リゾートでそろった。
2026年時点でもDisneylandで営業
Disneyland Resortの公式案内では、2026年9月時点も同アトラクションを掲載している。利用条件は身長102センチ以上で、車椅子または電動カートからライド車両への移乗が必要と案内されている。待ち時間を短縮する有料のLightning Lane対象になる日もある。
開業当初の体験構成は維持されているが、営業時間や利用方法は来園日によって変わる。現地を訪れる場合は、公式アプリや当日の運営情報を確認したい。
一つの車両へ乗る時間だけを体験の本編とせず、待機列から退出まで来場者の立場を維持する。Rise of the Resistanceは、空間、装置、俳優の応対を連続させて長い物語を成立させたLBEの事例である。