MRアトラクション「ロイと魔法の森」、全国74店の5G体験コーナーへ
Magic Leap 1を使い、現実の店内に生き物や魔法を重ねる体験がドコモショップ74店舗へ拡大しました。
curiosityは2021年3月12日、XRアトラクション「ロイと魔法の森」の導入拡大を発表した。Magic Leap 1版を、全国74店舗のドコモ5G体験コーナー「PLAY 5G」へ展開。関東と名古屋の4店舗で先行提供しており、導入店舗数を18倍以上へ広げた。
各店舗で体験できたのは「ロイと魔法の森~プロローグ~」。料金は無料で、所要時間は約5分だった。日本語に加えて英語字幕へ対応し、2021年3月1日から順次導入した。
日常空間に魔法の世界を重ねる
ロイと魔法の森は、公園や部屋など現実の場所へファンタジーの生き物を表示するアドベンチャーゲームだ。Magic Leap 1を装着したプレイヤーは、周囲を見回しながら物語を進める。
ハンドトラッキングを使い、手の動きで炎の魔法を放ってモンスターを撃退した。樽を使う場面では立体音響も採用。現実の店内を見ながらデジタルの登場人物や物体へ働きかけるMR体験だった。
プレイヤーの手と視線の先に物語が展開するため、スマートフォンの画面を操作するゲームとは身体の使い方が異なる。約5分の店舗版では、手から放つ魔法と立体音響を使った場面を体験できた。
観客も画面でプレイを見られる
Magic Leap 1では、装着者が見ている映像を周囲の人が把握しにくい。curiosityは「スペクテータービュー」と呼ぶ観客用映像を独自開発し、プレイヤー以外も画面で体験内容を見られるようにした。
第三者視点の映像はリアルタイムで表示される。順番を待つ人や同行者も、プレイヤーが何を見ているのかを同じ場で追える。ヘッドセットの内側だけで完結しがちな体験を、周囲の観客にも開く機能だった。
Magic Leap 1とiPadで協力
店舗版ではMagic Leap 1同士に加え、Magic Leap 1とiPadによる協力プレイにも対応した。機器の種類が異なる参加者が同じゲームへ入り、一緒に遊べるクロスプラットフォーム機能だ。
Magic Leap 1には14歳以上という年齢条件があった。装着できない子どももiPadを使えば参加でき、ヘッドセットを着けた家族や友人と協力して遊べた。
Magic Leap公式ストアで配信する版やスマートフォン版にはない新キャラクターも店舗版へ追加した。協力プレイと観客用映像を含め、PLAY 5Gで体験する版だけの要素として案内された。
家庭向けは155カ国で配信
ロイと魔法の森は、Magic Leap 1版のほかに家庭向けスマートフォン版も提供していた。2021年3月時点で155カ国へ配信。店舗へ行けない利用者も、対応するスマートフォンからプロローグ編を遊べた。
家庭向けと店舗向けでは、遊べる場所だけでなく参加の仕方も異なる。74店舗の版はMagic Leap 1とiPadを使い、異なる端末を持つ人が同じ場で協力できるようにした。
4店舗から全国74店舗へ
PLAY 5Gはドコモ店舗内に設けられた5G体験コーナーで、ロイと魔法の森はそのコンテンツの一つとして導入された。公式発表は全国74店舗の一覧を掲載し、利用できる店舗を公式サイトでも確認できるようにした。
先行導入は関東と名古屋の4店舗だった。そこから全国74店舗へ広げ、無料・約5分の体験として提供した。英語字幕にも対応し、2021年3月1日から各店へ順次導入している。
店舗版には、家庭向けにはない新キャラクター、異なる端末での協力プレイ、観客向けのリアルタイム映像がそろう。ヘッドセットを着ける一人だけでなく、iPadを持つ参加者や周囲の観客も同じ物語に加われるようにしたことが、PLAY 5G版の特徴だった。