Sandbox VR、ノースカロライナ州初拠点をWinston-Salemに開設へ 元CVSを4室のVR施設へ転用
元CVSの約6,000平方フィートを転用し、4室のVR、バー、貸切室を備えるSandbox VR初のノースカロライナ州拠点。
Sandbox VRは2026年8月12日、ノースカロライナ州で初となる拠点を、Winston-Salem中心部に8月14日開設すると発表した。運営パートナーはMadison Bennett Corporationで、フランチャイズオーナーはArthur Hengler氏。閉店したCVSの建物を、約6,000平方フィート(約557平方メートル)のグループ向けVR施設へ転用する計画だ。発表時には8月13日までの予約に30%の先行割引を付けた。
公式のWinston-Salemページには現在も同拠点が掲載され、予約とギフトカードの導線が設けられている。開設告知だけで終わらせず、実際の販売ページへ移行している点が確認できる。一方で、通常料金、営業時間、体験ごとの所要時間、初期投資額は今回確認した公式情報には示されていない。
4室・最大24人を支えるフルボディー体験
施設にはVRルーム4室とバー、プライベート・パーティールームを置く。1室に最大6人が入れるため、全室で同時にプレーできる人数は最大24人となる。
利用者はVRヘッドセットと触覚ベストを装着する。モーションセンサーが身体の動きを取得し、同じグループの参加者を仮想空間内に表示する。機器とコンテンツ、スタッフによる案内を会場側が提供するフルボディーVRである。
体験後には、個別のハイライト動画を受け取れる。公式のイベントページは、誕生日会や企業イベントなどの団体利用も案内している。半個室のエリアを用意できるという。
VRルームは、AV設備付きのプライベートラウンジとしても使える。会議空間としての利用も想定している。団体向けページでは、利用人数に応じた予約方法を案内する。
直営とフランチャイズを併用する拡大局面
Sandbox VRは2016年の開始以来、直営店とフランチャイズ店を併用して事業を広げてきた。開設発表時点で、5大陸・12カ国に90を超える拠点を持つとしている。月間利用者は約15万人。累計チケット販売数は600万枚を超え、累計売上は3億ドルに達したと発表した。今回の出店は、このネットワークにノースカロライナ州を加えるものだ。
コンテンツには、Netflixとの協業作「Stranger Things: Catalyst」がある。「Squid Game Virtuals」もラインアップに含まれる。自社シリーズでは「Deadwood」を提供している。
Hengler氏は、飲食店、ナイトライフ、エンターテインメントが集まる中心市街地への追加になるとコメントした。元ドラッグストアを転用することで、VRルームだけではなく、バーと団体利用用の空間を一つの区画に収めた。発表主体は投資額や店舗別の売上目標を公表していないため、事業規模の評価には今後の稼働実績を待つ必要がある。
4室のVRと団体向け空間を併設
施設には4室のVRルームがあり、同時に最大24人がプレーできる。団体向けにバーとパーティールームを併設し、VRルームをラウンジや会議空間として使う方法も案内している。
発表では、1日の予約数と利用者数は示されていない。各ルームの入れ替え時間や、団体向け空間の利用実績も不明である。