Six Flagsがハロウィーン448体験を展開、29のライセンス施設で夜間収益を拡張
11の新作迷路と196のスケアゾーンを含む、Six Flagsの大規模ハロウィーン施策。昼の家族客と夜のホラー需要を分けて取り込みます。
Six Flags Entertainment Corporationは2026年8月17日、北米各地のパークで展開する同年のハロウィーン施策を発表した。新作ホーンテッド迷路11本を投入し、新旧を合わせたライセンス型ホラー施設29本を軸に、スケアゾーン、ライブ演目、夜間ライドなど合計448の体験を展開する。
複数IPを園ごとに配分
新作には「Diablo」「Jason Universe」「Final Destination」「The Blair Witch Project」を採用する。既存IPでは「The Conjuring Universe」「SAW」「Army of the Dead」「The Strangers: Chapters 1 & 2」「Trick 'r Treat」などが戻る。全体には196のテーマ付きスケアゾーンとライブエンターテインメントも含まれる。
施策はFright Fest、Halloween Haunt、HalloWeekends、SCarowinds、Knott's Scary Farm、Festival del Terrorを通じて各園に展開される。すべてのIPが全園に入るとは発表されておらず、構成は施設ごとに異なる。
編集部の見方:季節イベントをポートフォリオとして運用する
29のライセンス施設を束ねることで、作品ごとに異なるファン層を取り込み、園ごとの市場特性に合わせてIPを配分できる。複数園を持つ事業者は、造作や演出ノウハウ、スタッフ教育の型を共有しながら地域ごとの商品を差別化できる。
448体験という規模は、夜間ライドやライブ演目まで含む面的な商品設計でもある。既存ライドを夜の演出資産として再利用し、通路をスケアゾーン化すれば営業時間を延ばせる。追加パス、飲食、物販で客単価を上げる余地はあるが、価格や販売方式は発表されず、収益効果自体は確認できない。
難所は、恐怖体験を求める客と子ども連れを同じパークで扱うことだ。昼から夜へ切り替えるなら、演者だけでなく照明、音量、年齢案内、退出経路を時間で変える必要がある。IPごとの表現基準と安全手順を多数の園でそろえ、待ち時間と処理人数を可視化して人気IPへの集中を分散する運用が欠かせない。