ソニーが「The Last of Us」LBEコンセプト、映像・立体音響・匂いで世界を再現
CES 2025で、高精細映像、3D音響、触覚、嗅覚を組み合わせたゲームIPのロケーション体験を公開しました。
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ソニーグループは2025年1月6日、CES 2025でゲーム「The Last of Us」を題材にしたイマーシブ・ロケーションベースドエンターテインメントのコンセプトを公開すると発表した。高精細映像、3D音響、触覚、嗅覚を組み合わせ、ゲームIPを現地体験へ広げる試作である。
複数の感覚を同じ場面へそろえる
発表では、映像を見るだけでなく、空間音響や匂いを使って作品特有の緊張感を再現する。家庭用ゲームの画面を大型化するのではなく、参加者を囲む物理空間として世界を構成することが狙いだ。
LBEでは感覚装置を増やすほど、場面との同期が重要になる。音、振動、匂いのタイミングがずれると没入を損なうため、各装置を一つの演出制御へまとめる必要がある。
IPを映像作品の外へ展開する実験
ソニーはこの展示を、コンテンツIPの価値を広げ、クリエイターへ新たな表現手段を提供する試みとして位置付けた。CES会場でのコンセプト展示であり、常設施設の開業を発表したものではない。
編集部の見方:試作から運営商品へ移せるか
展示会では短時間の体験を専門スタッフが案内できる。常設化する場合は、処理人数、匂いの残留、衛生、安全、年齢制限、障害復旧まで設計対象になる。
ソニーが映像、音響、ゲーム、センサーを社内外でつなげられる点は強みだ。今後の焦点は、技術デモを繰り返し販売できるLBE商品へ変換し、どの会場規模と運営モデルを選ぶかにある。