スーパーマンの能力をチームで操る、Warner Bros.が撮影スタジオを常設LBEへ転換
モーションキャプチャー、3D映像、実物セットを組み合わせた参加型アトラクションがバーバンクで開業しました。
Warner Bros. Discovery Global ExperiencesとDC Studiosは、参加型アトラクション「Superman Experience: Defenders Unite」を2026年4月18日に米国カリフォルニア州バーバンクで開業した。Warner Bros. StudiosのStage 5を、LBE専用の常設拠点へ改装している。
発表された内容
来場者はスーパーマンから能力を与えられたチームとして、オリジナルストーリーへ参加する。次世代モーションキャプチャー、アクティブ3D眼鏡、高精細音響により飛行を疑似体験し、得点はリアルタイムで記録される。
施設には実物セット、オーディオアニマトロニクス、ミニゲーム、写真撮影、テーマ飲食、限定物販も組み込まれた。通常のスタジオツアーとは別料金で、追加オプションとしても販売される。
編集部の見方:既存観光資産の滞在価値を拡張
撮影スタジオはIPの真正性を感じさせる場所だが、見学中心では体験の能動性に限界がある。専用ステージを参加型LBEへ転換することで、既存ツアー来場者の単価と滞在時間を増やせる。
ゲームスコア、飲食、物販を一連の物語へ接続した構成は、アトラクション単体ではなく一つの小規模なテーマエリアとして設計されている。
アトラクション以外で売上を積み上げる
この施設は、体験チケットだけで完結しない。既存のスタジオツアーへの追加販売、物語に沿った飲食、限定コミックを含む物販、写真撮影を一つの導線に置いている。来場者一人当たりの売上を複数の接点で積み上げる、テーマパーク型の構造だ。
リアルタイムスコアは、参加者に役割と比較軸を与える。単にスーパーマンの映像を見るのではなく、自分が能力を使った結果を残せるため、グループ内の会話や再挑戦を促しやすい。一方、物語への没入と競争ゲームのバランスを誤ると、IP体験がスコア争いに置き換わる可能性もある。
Stage 5をLBE専用拠点にしたことは、Warner Bros.が期間限定イベントではなく、継続的に体験商品を運営する意思を示す。将来別IPへ演目を入れ替えられる設備なのか、Superman専用の常設造作なのかは明らかでない。収容力、体験時間、投資額も未公表だが、既存観光施設の中に高単価な参加型商品を増設するモデルとして観察価値がある。