スーパーマンの能力をチームで操る、Warner Bros.が撮影スタジオを常設LBEへ転換
ワーナー・ブラザースの撮影所内に、モーション検知型ゲームと実物セットを組み合わせたスーパーマン体験が常設された。
Warner Bros. Discoveryの体験事業部門は2026年4月18日、「Superman Experience: Defenders Unite」を開業した。DC Studiosとの共同企画である。米国カリフォルニア州バーバンクのWarner Bros. Studiosに設けた参加型アトラクションだ。会場には撮影所内のStage 5を使う。
Stage 5は1936年に建設され、映画『リオ・ブラボー』などの撮影に使われた。テレビシリーズ『フレンズ』も、第1シーズンをここで撮影している。今回の改修によって、Warner Bros. Discovery Global Experiencesが常設LBEを展開する専用会場となった。
通常のWarner Bros. Studio Tour Hollywoodとは別チケットの施設で、ツアー利用者は追加オプションとして組み合わせることもできる。公式サイト上の単独券は39ドルから。対象年齢は5歳以上、体験全体の所要時間は約1時間で、そのうち没入型ゲームプレーは約25分と案内されている。木曜から月曜の11時〜18時に営業し、火・水曜は休業する。1組で同時にゲームへ参加できる人数は最大6人で、それを超えるグループは前半で分かれて行動する。
「地球の守護者」として進む約25分のゲーム
来場者は、ジェームズ・ガン監督の映画『スーパーマン』に着想を得た独自の物語へ参加する。Fortress of Solitude(孤独の要塞)でスーパーマンに迎えられ、「Defenders of Earth」の一員になる設定だ。Kryptonian Chaos Crystalから能力を授けられ、任務に就く。
最初にアバターとコスチュームを作成する。その後、アクティブ3D眼鏡を着け、モーション検知を使う一人称視点のゲームへ進む。
訓練の舞台にはスモールビルのケント農場があり、クリプトとともに能力を試す。続いてメトロポリスや宇宙を移動し、Chaos Crystalを狙うダークサイドとパラデーモンに、スーパーマンと協力して対抗する。飛行の感覚は次世代モーションキャプチャー、3D映像、高精細音響で演出する。得点は訓練と戦闘の間にリアルタイムで記録・表示され、同じチームでの協力と家族向けの競争要素を両立させる仕様である。
ゲーム後にも体験を続けるFortress of Solitude
ゲーム終了後は、Fortress of Solitudeを自由に回る区間へ移る。等身大のオーディオアニマトロニクス「Gary(Robot #4)」とは写真を撮れる。Doghouse of Solitudeではクリプトとキャッチボールをするミニゲームを用意した。2人でPhantom Zone Projectorを起動するパズルもある。
各所の課題を完了すると、展示されたChaos Crystalを使って要塞全体を起動できる。
空間には小道具や写真撮影地点に加え、デジタル・スカベンジャーハントも置かれる。来場者は要塞内でChaos Crystalの破片を集められる。終盤にはFortress of Solitude loungeでテーマ飲食を購入でき、退出前にはDaily Planetをテーマにした店舗で限定商品を販売する。施設限定コミック『Superman: Defenders Unite』も用意され、脚本はJosh Trujillo、カバーアートはBernard Changが担当した。チーム写真も購入対象となる。
3組織が担う常設LBEの拠点
この企画にはWBD Global Experiences、DC Studios、Warner Bros. Studio Tour Hollywoodが関わる。Studio Tour Hollywoodの副社長兼ゼネラルマネージャー、Danny Kahnは、DCの物語世界へ入る体験だと説明した。
Warner Bros. Discoveryは、Stage 5を同社初のLBE専用常設拠点としている。Studio Tourの利用者は、Welcome CenterからStage 5へ移動する。
単独券とスタジオツアーのセット券を販売
チケットは39ドルからで、撮影所ツアーとのセット券もある。ゲーム後には飲食、物販、チーム写真を購入できる。ゲーム本編は約25分、1組最大6人。施設全体の収容人数、投資額、売上は公表されていない。