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ビジネス2025年8月26日

SyncLeap、10㎡から導入できる施設向けフリーロームXRを提供開始

SyncLeapが商業・文化施設向けに、10㎡から設置できるフリーロームXRのレンタルと販売を始めます。

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VRヘッドセットを着けた複数人が海中世界を体験するSyncLeapの公式コンセプトビジュアル
画像:SyncLeap合同会社(PR TIMES掲載の公式発表より)

SyncLeap合同会社は2025年8月26日、商業施設や文化施設向けのフリーロームXRシステムを9月10日から提供すると発表した。標準構成は10平方メートルから導入でき、料金は税別でレンタルが月額50万円から、販売が一式500万円から。既存空間を大きく改修しない場合は最短3時間で設置できるとしている。

販売、レンタル、短期展開を用意

SyncLeapは、空間内を歩いて楽しむ複数人同時参加型のXR体験を提供する。提供形態は、完成済みのパッケージを使う販売・レンタル、施設や地域資源に合わせた受託開発・カスタマイズ、完成済みコンテンツをレベニューシェアで展開するイベント・ポップアップの3種類を挙げている。

同社によると、モジュール構成によって対応面積を10〜1,000平方メートルへ拡張できる。参加者の動きや滞留を解析し、演出密度や難易度の継続的な改善にも使うという。ただし、標準パッケージに含まれるヘッドセット数、同時体験人数、体験時間、必要な運営人数、AI解析で扱うデータの保存期間は発表で明らかにしていない。

導入対象には、テーマパーク、ショッピングモール、水族館、動物園、科学館、博物館、美術館を想定する。全国展開を目指し、観光・教育施策、季節イベント、インバウンド需要との連携も掲げた。

編集部の見方:小面積と月額制は検証導入の入口になる

施設向けXRでは、専用区画の工事と初期投資が導入判断を重くする。10平方メートルからの構成と月額レンタルは、小さな区画や期間限定イベントで来場者の反応と運営負荷を確かめる選択肢になる。

一方、価格は規模と期間で変動し、最短3時間という設置時間も改修が不要な場合の条件だ。施設側が比較するには、体験者1人当たりの処理時間、機器の着脱と清掃を含む必要人員、保守対応、コンテンツ更新費、歩行範囲の安全管理を確認する必要がある。行動解析を改善へ使う場合は、取得項目、同意方法、匿名化、保存方針も導入前の確認事項になる。