TIMEが「The March」を公開、キング牧師の演説をVRで追体験
1963年のワシントン大行進を再現し、博物館内で群衆の一人として演説を聞くVR展示が始まりました。
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TIME Studiosは2020年2月20日、VR展示「The March」を発表した。1963年のワシントン大行進とMartin Luther King Jr.の演説を再現し、2月28日からシカゴのDuSable Museum of African American Historyで一般公開した。
群衆の中から演説を聞く
参加者は当日のワシントン記念塔周辺を歩き、行進へ加わる。演説場面ではKingの姿をデジタルで再現し、群衆の反応や周囲の音も立体的に配置した。俳優の動きを記録するモーションキャプチャ、AI、機械学習、映画制作の技術を組み合わせている。
VRの後には、StoryFileの対話型展示を置いた。公民権運動に参加した人の記録映像へ質問すると、内容に合う回答が再生される。大規模な歴史場面を身体で体験した後、個人の証言を聞く順序だ。
編集部の見方
歴史VRでは、再現映像の迫力だけで事実理解を置き去りにしない配慮が要る。証言展示を続けて配置し、演説の背景を本人の言葉へ戻した構成に意味がある。