Topgolf、全米94施設へアーケードと拡張型ダーツを導入
TopgolfがFEGと提携し、全米94施設へ地域別のアーケード、リデンプションゲーム、拡張型ダーツを順次導入する。
Topgolfは2026年9月1日、Family Entertainment Group(FEG)を新たなアーケード運営パートナーに選んだと発表した。FEGが設計・運営するアーケード、リデンプションゲーム、拡張型ダーツを全米94施設へ導入する。展開は同年6月に始まっており、12月まで9段階に分けて進める。
一律のゲーム構成を全施設へ入れる計画ではない。両社は各施設の来場者層と地域市場に合わせ、ゲームの種類や設置場所を変える。ゴルフの打席以外にも遊べる場所を増やし、食事やバーを含む滞在型施設としての利用を広げる施策だ。
7施設で試した構成を全米へ拡大
先行導入は5月15日、テキサス州のダラス、フォートワース、ザ・コロニー、グランドプレーリー、フロリダ州のオーランドとレイクメアリー、ジョージア州のビュフォードで始まった。計7施設で、FEGが各地域の来場者に合わせたアーケードとゲームルームを構成した。
Topgolfは、先行導入に対する来場者の反応を踏まえ、94施設への拡大を決めたと説明している。ただし、利用者数や売上、滞在時間など、判断に用いた数値は公表していない。全国展開の第1段階は6月にニュージャージー州パーシッパニーで始まり、12月には南フロリダなどで最後の導入を予定する。
TopgolfのDavid McKillips CEOは、FEGとの提携について、来場者が遊び、交流する選択肢を増やすものだと述べた。同社は、来場理由や滞在時間を増やすことも狙いに挙げている。
バーには拡張型ダーツ、家族向け区画にはリデンプションゲーム
発表によると、バーやラウンジには画面と連動する拡張型ダーツを設置する。家族向けの区画では、アーケードゲームと、得点や結果に応じて景品交換用のチケットを得るリデンプションゲームを組み合わせる。
導入候補には「Golden Tee PGA Tour」や「NBA Superstars」などのスポーツゲーム、「Daytona」「Cruis'n Blast」といったレースゲームが含まれる。IPを使ったゲームでは「Halo」「Jurassic Park Environmental」「Angry Birds Boom」を挙げている。このほか、エアホッケー、バスケットボール、クレーンゲーム、フォトブースなども用意する。実際の構成は施設ごとに異なる。
運営を担うFEGは、ファミリーエンターテインメントセンター(FEC)、リゾート、カジノ、ウォーターパークなどでアーケードやアトラクションを管理してきた企業だ。Topgolfとの提携では、機器を納入するだけでなく、地域別のゲーム選定と運営も担う。
打席以外の体験を運営会社へ一括委託
Topgolfの主力体験は、飛球を追跡するToptracerを使ったゴルフゲームと飲食の組み合わせにある。今回の施策は、その打席外にあるアーケードとゲームルームを専門会社へまとめて委ね、94施設で段階的に更新するものだ。
施設運営の観点では、全国共通の設備をそのまま複製せず、地域ごとに構成を変える点が特徴となる。一方、各施設の設置面積、投資額、ゲームの利用料金、収益分配の条件は発表されていない。先行7施設と全国展開後の構成がどの程度変わるかも、施設ごとの案内を確認する必要がある。